約 2,422,392 件
https://w.atwiki.jp/animesongs/pages/4803.html
キン肉マン キン肉マン3 夢の超人タッグ編 発売元・販売元 発売元:日本コロムビア 販売元 発売日 1985 価格 2300円(税抜き) 内容 オープニングテーマ 炎のキン肉マン 歌:串田アキラ/こおろぎ 73/Shines/セリフ:神谷明 モンゴルマンのテーマ アジアの狼 歌:さいとうようじ/セリフ:蟹江栄司 ネプチューンマンのテーマ 無冠の帝王 歌:山中のりまさ/セリフ:岸野一彦 ビッグ・ザ・武道のテーマ 覆面の狩人 歌:宮内タカユキ/セリフ:北川米彦 キン肉マングレートのテーマ 偉大な魂 歌:串田アキラ/セリフ:蟹江栄司 ペンタゴンのテーマ ストップ ザ タイム 歌:さいとうようじ/セリフ:田中秀幸 スクリュー・キッドのテーマ 恐怖の回転ドリル 歌:宮内タカユキ/セリフ:塩沢兼人 ジェロニモのテーマ 魂のおたけび 歌:大倉正丈/セリフ:塩沢兼人 ケンダマンのテーマ キケンだキケンだケンダマン 歌:荒川務/セリフ:広瀬正志 エンディングテーマ キン肉マンボ 歌:神谷明/こおろぎ 73/Shines/セリフ:神谷明 備考
https://w.atwiki.jp/jcbr/pages/452.html
0327:泣き虫大王の大切なともだち 痛い痛い。 足が痛い。 痛い痛い。 耳が痛い。 痛い痛い。 心が痛い。 痛い痛い。 目頭が痛い。 イタタタ………… 「――――――………………………グスンッ」 大きな木の下で、子供が泣いていました。 とっても体の大きな子です。 その子は涙を流していました。 涙は眼から出るものです。 しかしなぜでしょう? その子は鼻からも涙を流していました。 ……失礼。鼻水のようです。 この鼻水を垂らしながら泣いている子供の名前は、スグルといいます。 キン肉星という惑星の王族に生まれ、ゆくゆくは王位継承を約束された、いわば王子様です。 キン肉星の王子といえば、超人なら誰もが知っている有名人。 気は優しくて力持ち。友達思いで頼りがいのある、非の打ち所のない正義超人。 もっとも、そんなものは単なる民衆のイメージにしかすぎません。 スグルは、本当は弱い子でした。 戦いは大嫌い。痛いのも大嫌い。 超人になんてなりたくなかった。 王子になんてなりたくなかった。 なんで正義超人は戦わなければいけないの? 悪魔超人が悪さをするから? 分からないよ。 僕は毎日寝て起きて牛丼食べて寝て起きて牛丼が食べられればいいよ。 スグルは弱虫でした。 キン肉王族の誇りを忘れ、戦いから逃げてばかり。 誰かが悲鳴を上げれば、聞かぬフリをして。 誰かが逃げ惑えば、一緒に逃げ出して。 弱虫いじけ虫のヘタレ野郎でした。 そんなスグルに、声をかける人がいました。 「坊や、なにを泣いているんだい?」 優しく声をかけるその人は、スグルの何倍もの巨体を持つ超人でした。 「友達の牛さんが死んでしまったんだ」 スグルは涙の訳を説明します。 「牛? 君は超人だろう? なのに牛が友達なのか?」 「牛さんを馬鹿にするな! 牛さんは頭に角が生えてるけど、あれでも立派な超人だぞ! 超人強度1000万パワーだぞ!」 「ははは、すまんすまん。少し言い過ぎたよ。で、その牛さんとやらはなんで死んでしまったんだ? 狂牛病か?」 「違うわい! 牛さんは、牛さんは………………」 後に続く言葉が出てきません。 牛さんは、なんで死んでしまったのか。 分かりません。 あんなに強かった牛さんが、なぜ。 何故。 「……牛さんは、誰かに殺されたんだ」 行き着いた結果が、スグルの胸を残酷なまでに締め付ける。 殺された。 誰かに。 この世界で。 この、 コロシアイノセカイデ。 「もう嫌だよ……こんなとこ…………」 スグルは、再び泣き出してしまいました。 天下のキン肉王族ともあろう者が、メソメソと。 泣くなスグル。 誰かが叫んでいる気がする。 泣くなスグル。 知るかい。 泣くなスグル。 黙れい。 泣くなスグル。 うっさいわ。 泣くなスグル。 泣くなスグル。 泣くなスグル。 ゲゲェー! し、しつこい。 「立ち上がれキン肉マン」 スグルは顔を上げました。 誰かが名前を呼んだから。 スグルではなく、キン肉マンの名前を呼んだから。 「俺と戦ったキン肉マンは、そんな泣き虫野郎だったか? そんな腑抜けだったか? そんな臆病者だったのか?」 違うわい。 「悪魔超人だった俺に、正義超人の友情パワーを見せてくれたのは、他ならぬキン肉マンだったはずだ」 ゲゲッ、なんちゅう昔の話を。 「俺は一度たりとも忘れたことはないぜ。おまえとのファイトを」 わ、わたしだって忘れたりなんかしてないぞ。 「なら立ち上がれ。おまえはもう昔のキン肉スグルじゃねぇ。 残虐超人の非道なファイトや、悪魔超人の卑劣な愚行にビビってた頃のおまえじゃないんだ」 当たり前だ。わたしを誰だと思っている。 わたしは…… 「キン肉マン。俺はおまえは託すぜ。おまえなら、絶対に――――やってくれる」 わたしは第58代キン肉大王、キン肉スグルだ! ~~~~~ 「確かに聞こえたぞ、バッファローマン」 眠りから覚め、キン肉マンは再び歩みだす。 まどろみの中で、夢を見た。 大きな身体の割に弱虫な王子と、力持ちの牛さんの夢だ。 夢の中では……やっぱりやめておこう。語るに恥ずかしい。 第三放送で、ついに仲間の名前が呼ばれてしまった。 バッファローマン。牛角がトレードマークの正義超人。 超人強度は1000万パワーを誇り、また、その豪力の扱い方にも長けていた。 そんなバッファローマンが、死んでしまった。 殺されたのはリング上ではない。 殺したのは超人ではない。 殺したのは、おそらく人間。 正義超人が守るべき、人間。 人間が、なぜ超人を殺さねばならないのか。 それは、今が殺し合いの真っ最中だから。 「わたしには分かるぞ、バッファローマン。おまえは人間を守り抜き、最後まで正義超人として戦った」 夢の中で、魂の声が聞こえた。 死者の魂が化けて出たのではない。 仲間の魂の声が、語りかけてきたのだ。 「まったく、散々言いたいこと言ってトンズラこきやがって。せめて誰に殺されたとか、どこで殺されたとか言っとけばいいのに」 魂の声は、確かに届いた。 たけしのように、仲間がどこで死んだのかまでは分からなかったが。 魂の声は、確かに届いた。 「大きなお世話なんじゃ、まったく。わたしはもう昔のわたしではないと言うのに」 酷く子供扱いをされたような気がする。 それでも、魂の声は、確かに届いた。 不満たらたらだが、嬉しかった。 友の、最後の言葉が聞けた。 絆が生み出した、メッセージだ。 夢の中でバッファローマンは確かに言った。 なんとかしろ。 曖昧なんじゃボケェー! ~~~~~ 仮眠を終え、キン肉マンは行動を再会する。 仲間の死は彼に甚大なショックを与えたが、それでも彼は挫けなかった。 夢に出てきた王子のような、みっともないマネはしない。 仲間が死んだというのなら、大いに悲しもう。 仲間が死んだというのなら、大いに嘆こう。 仲間が死んだというのなら、大いに怒ろう。 仲間が死んだというのなら、大いに泣こう。 仲間が死んだというのなら、大いに「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんなんで死んだんじゃバッファローマンのバカヤロー!」と叫ぼう。 成長はしても、彼は心優しい超人であることに変わりはない。 だから、悲しんで嘆いて怒って泣いて叫んだ。 でも、 キン肉マンは、 俯かなかった。 王子は、立派な大王になったのさ。 ~~~~~ しかし、失敗だったかもしれない。 バッファローマンの死に悲しみ、大泣きしたのは事実である。 泣き疲れて、グッスンちょっと休も、とうつらうつらしてしまったことも認める。 だからといって、 「…………まぁ~ったく誰にも会わーん」 この仕打ちはあんまりではないだろうか。 細い日本、直進すれば誰かに会えるはずだ。 そう思って走り続けたが、実際は出会いの欠片もない一人行脚になってしまった。 助けを求めるか弱い女の子もいなければ、ゲームに乗った冷酷非道のマーダーすら見当たらない。 「グムー。剣八のヤツ、本州に行くと見せかけて実は四国にでも行ったんじゃなかろうか」 その予想は、あながちハズレてはいない。 キン肉マンには知る由もないが、その俊足で遥か先方を駆けた死神は、四国で既に屍となっている。 彼がそのことに気づくのは、もう少し先のお話。 時間で言えば、あと一時間ほど。 時刻は、午後十一時を回ろうとしていた。 …………キン肉マン ふと、誰かに呼ばれた気がした。 キン肉マンは反射的に顔を振り辺りを見渡すが、そこには誰もいない。 でも、確かに呼ばれた気がした。 気になって、周囲を散策してみた。 ひょっとしたら、誰かいるんじゃなかろうか。 バッファローマンの死も重なり、すっかり人恋しくなったキン肉マンは、胸を躍らせる。 出会いの、前兆のような気がした。 遭遇の、香りがした。 鼻がピクピク唸る。 なにかに反応している。 誰かが、わたしを呼んでいる。 予感が収まらない。 だれ? 答えはない。 誰? 答えはない。 どこ? …………こっちだ 聞こえたような気がした。 不思議だった。 自分の身体が、まるで操り人形のように動く。 こっちへこい、と誰かに操作されているようだ。 キン肉マンは、その予感に逆らわなかった。 その路地を曲がれば、いるような気がしたから。 キン肉マンの、探していた―――― 「あったぁぁぁー! 牛丼屋ちゃんだぁぁぁ!」 キン肉マンは、牛丼屋を発見した。 牛丼といえば、キン肉マン唯一無二の大好物。その愛は、自作の歌を製作するほど。 殺し合いという空気の中で、支給された不味いメシなんて喰えるかぁー、という心境だったキン肉マンにとって、この発見は大きい。 久しぶりに好物にありつける、と駆け出してみたが、 「なんで牛丼がないんじゃぁぁぁ!」 絶叫は一分で聞こえてきた。 牛丼屋店内はもぬけの殻、店員もいなければ材料も水もない。 仕方がない。これがこの殺し合いのルール。食料は、支給された分だけで我慢するしかなかった。 もちろん、支給された食料に牛丼などあるはずもないが。 ~~~~~ まったく迂闊なことに、大王は初めて気づいたのです。 牛丼屋からトボトボと出てきた、その時に。 目の前には、桜の木が聳えていました。 花は咲いていませんが、とても大きく、目立っています。 嫌が応にも視線は奪われます。 そして、とりあえず全体を見渡すことでしょう。 仕方がありません。誰だってそうするでしょう。 仕方がないことなんです。ここに来たことも。 仕方がないことなんです。ここに導かれてきたことも。 牛丼と、友が呼んだのです。 桜の木の根元では、友達が死んでいました。 ~~~~~ なんで、 ラーメン、 死んでるの? 大王は首を傾げます。 仕方がないことなんです。 【岡山県/海岸沿いの町・桜の木の根元/真夜中】 【キン肉スグル@キン肉マン】 [状態]:あ然 [装備]:なし [道具]:荷物一式 [思考]:1、??? 2、牛丼食べれると思ったのに。 時系列順で読む Back 微睡と微笑(マドロミとホホエミ) Next 正論と願望、対立する思い 投下順で読む Back 微睡と微笑(マドロミとホホエミ) Next 正論と願望、対立する思い 270 追走~剣八とキン肉マン~ キン肉スグル 328 正論と願望、対立する思い
https://w.atwiki.jp/yarunikuman/pages/51.html
_ r 二ヽ λ __ ノ 、 /_ V l_ー' 〃ヽ l |コ ー ' | 八 __ ノ__ / ̄\ ̄ l ー‐| ! 1≧、 l l | l | | V 、 ノ ̄| ̄ l  ̄| ̄ | ∨ l l | l | |、 ∨ | | ― l ―‐ l ―| ―|∧ ∨ | l | l | l ∧ V 人 | ―‐l ―‐ l ―| ―| /∧_ ノV / ` ノ | l | | ∧ v _/ /_ l―‐ l ―‐ l ―| ―| '∧ V、 /l/ /l l | l | | ∧ //∨ > " \、 ≦" l_ | _ | _|_ ! _ | 《  ̄ | / 丶 _ / l ̄┃ | ! l | | 〉- " ∨ ! l _ ノ l ̄ ≧、_ | _ | _|__! _ | / 、 ∨ `L| - 丿 > " 丶 l l l | l ー " l ハ 、V  ̄ > " V _/_ /__ / / し しノ`" > " ∨// /´ / 、≦、 / 丶 _ ―‐ " ー―― ≦ \ / / \ \ ◆現在のデータ 正義超人【ベンキマン】 2000歳 185cm 87kg 40万パワー 筋力 37 技巧 88 速度 63 耐久 50 精神 19 知性 88 特殊 58 【便器の超人】ボディの便器は水洗式。汚物や超人を流してしまえる他、水を攻撃に転用可能。陶器製のボディは丈夫だが割れやすい。 【分身の術(物理)】自分そっくりな分身でかく乱したり身代わりにする。だが実は自分以外の誰かをそっくりに見せる術である。当然思い通りに動かせない。 【虎狩り】ちょっちゅね。攻め込まれた際にも動揺しなくなる。 【追い打ち】試合中一度のみ発動。有利以上を引いた時に次の判定の有利の目を一つ増やす。全部を有利にはできない。負傷・生死判定時に使うこともできる 【インカの叡智】精神と知性に大きな補正。発動すると自他の持つ問題点を見抜く判定を行う。試合外でも発動可能。 【因果応報】人気や評価を上げる行動をとると良いことが起こるかもしれない。逆に下げる行動を取ると悪影響が起こるかもしれない。 11スレ目2256 ◆初期データ 正義超人【ベンキマン】 2000歳 185cm 87kg 40万パワー 筋力 27 非力。力押しをする超人ではない。 技巧 70 老獪なテクニシャン。 速度 57 やや平均上。意外と機敏。 耐久 46 固いが割れやすいという一長一短なボディ 精神 1 そんなにパンツ詰められたのがショックだったのか… 知性 74 これは古代インカの叡智。 特殊 52 便器に多機能を求めるな 【便器の超人】ボディの便器は水洗式。汚物や超人を流してしまえる他、水を攻撃に転用可能。陶器製のボディは丈夫だが割れやすい。 【分身の術(物理)】自分そっくりな分身でかく乱したり身代わりにする。だが実は自分以外の誰かをそっくりに見せる術である。当然思い通りに動かせない。 【虎狩り】ちょっちゅね。攻め込まれた際にも動揺しなくなる。 2スレ目73 備考 解説
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/5532.html
高山春香と園田優。 彼女たちは早々に合流し、カオスロワで誰にも真似できないことをしようとしていた。 そして、二日目の夜が過ぎた辺り、ヨハネ・クラウザーI世と名乗るおっさんとものすっごくガタイのいいDMC狂信者に襲われた。 たまたま近くにあった特設リングで戦った。 試合時間も一時間近くは経過していた。そしてそろそろそれも終わりに近づいていた。 「優ちゃん!」 「春香!」 春香はヨハネ・クラウザーI世をキン肉バスターの体制に持ち込んだ。 それと同時に優はものすっごくガタイのいいDMC狂信者をキン肉ドライバーの体制に持ち込んだ。 「「マッスル・ドッキング~~~~~~~っ!!!!」」 あーっとキン肉バスターとキン肉ドライバーの夢のドッキングだ――――っ!! その威力は単体で掛けるキン肉バスターとキン肉ドライバーの二倍……いや、十倍!! 「ま、まさか!!」 「キン肉バスターとキン肉ドライバーのドッキングなんて……」 「こんなことが……!!」 「ただの女子高校生たちが物理的に可能なのか」 「これが桜trickだ……! 彼女たちの場合……威力はマッスル・ブラザーズ、ザ・マシンガンズ以上だ」 「「「「何という冷静で的確な解説なんだ!」」」」 それを見ていた超人血盟軍のみなさんは冷静に筆頭であるアタル兄さんを讃えると共に。 その技を掛けた女子高生二人をさらに強くするために、もっと鍛えることを固く決心した。 【二日目・1時/神奈川県・特設リング】 【高山春香@桜trick】 【状態】ダメージ(大) 【装備】なし 【道具】なし 【思考】 基本:優ちゃんとイチャイチャする 1:なんだろうこの人たち……? 【園田優@桜trick】 【状態】ダメージ(大) 【装備】なし 【道具】なし 【思考】 基本:春香と一緒 1:なんだろうこの人たち……? 【キン肉アタル@キン肉マン】 【状態】健康 【装備】キン肉マンソルジャーのマスク 【道具】不明 【思考】 基本:殺し合いを止める 1:二人を鍛える 【ブロッケンJr.@キン肉マン】 【状態】健康 【装備】ドクロの徽章 【道具】不明 【思考】 基本:アタルに着いていく 1:二人を鍛える 【バッファローマン@キン肉マン】 【状態】1000万パワー 【装備】ロングホーン 【道具】不明 【思考】 基本:アタルに着いていく 1:二人を鍛える 【アシュラマン@キン肉マン】 【状態】健康 【装備】誰かの腕×6本 【道具】不明 【思考】 基本:アタルに着いていく 1:二人を鍛える 2;ところでこの腕は誰の何だ? 【ザ・ニンジャ@キン肉マン】 【状態】健康 【装備】忍者着 【道具】不明 【思考】 基本:アタルに着いていく 1:二人を鍛える 【北原元気@デトロイト・メタル・シティ 死亡確認】 【ものすっごくガタイのいいDMC狂信者 死亡確認】 死因:マッスル・ドッキング
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/53713.html
登録日:2023/03/29 Wed 10 51 53 更新日:2024/09/14 Sat 18 17 22NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 アメリカ カメラ キン肉マン クール シリコンバレー チート ビデオ ビデオカメラ マックスター ミスター・VTR 小林俊夫 戦略家 最強候補 機械超人 次鋒 無機質 王位争奪編 超人 超人レスラー 飛翔チーム 高潔 フフフ……キン肉マンよ。 おまえの試合ぶりはたっぷり研究させてもらったぜ。 ミスター・VTR(*1)とは、『キン肉マン』の登場人物。 ◆プロフィール 所属 機械超人/飛翔(マリポーサ/ひしょう)チーム 出身 アメリカ・シリコンバレー 身長 190cm 体重 790kg 超人強度 5400万パワー/280万パワー(旧設定) 年齢 21歳 声 小林俊夫 ◆構造 頭部:ズームアウト・ズームイン・カメラ 撮影した相手の画像の縮尺を変えることで実際に相手の大きさも変える。 胸:スピーカー あらゆる音を出して相手を威嚇する。 腹:シーン・チェンジャー・モニター シアターに映る相手の背景を変化させ、その背景を現実に反映させる。 腰の一部:静止ボタン 腰のビデオデッキに付いているボタンの一つ。 カメラで映した相手に使うと、その動きもストップさせられる。 左腕:予備ビデオ入れ 「シーン・チェンジャー・モニター」用のスライドやビデオが入っている。 右腕:収録マイク 超人格闘技の名勝負が録音されている。 ◆概要 『キン肉マン』の最終章【キン肉星王位争奪編】において《飛翔》(マリポーサ)チームの次鋒として初登場。 様々な撮影機器を人型にくっつけたような見た目をしている機械超人。 アニメでは首や胴体が独立して360度回転するなどより機械っぽさが強調されている。 実際そのボディは自由に分離・合体が可能で、先鋒であるホークマンの試合中は数台のビデオカメラに分離した状態でキン肉マンの実戦データを撮影し自身の出番が来たときに備えていた。かなりの戦略家である。 片腕がマイクなために通常のレスリングなどまったくできそうにないが、 試合という状況そのものを一連の映像に見立てて思うがままに編集可能というAviutlの如き反則的な特殊能力を持つ。 ある意味VIEWTIFUL JOEの大先輩。 機械超人の傾向か気性はクールで無機質だが、チートな能力とは裏腹に相手を一方的にいたぶる事は好ない高潔な性格(ストップアクションを自分で解除した) また飛翔チームのご多忙に漏れずマリポーサへの忠誠心は強く、リングサイドからも賛辞を受けると 「おほめいただき光栄です、キン肉マンの息の根をごらんにいれますからその後にもう一度お褒めください!」と意気込み「ありがたき幸せ」と恭しく一礼するなど、ある種狂信的といってもいいほどマリポーサに心酔している。 「いつ見ても素晴らしい出来栄えだ」とシーンチェンジャーを評しているあたり、マリポーサとはある程度の付き合いがあったようである。 チーム全体の利益を考えて行動し、形成不利になったキン肉マンとの戦いでは心中覚悟の作戦に出る、後続のミキサー大帝を勝たせるために重傷の体を押して最後の仕事をこなすなど、イロモノでトリッキーな見た目とは裏腹に仲間思いで高潔な性格をしている。 ◆活躍 劇中ではホークマン戦を撮影して得たデータを分析しキン肉マンとの試合に臨む。 手始めに「アクション・ストップ」でキン肉マンの動きを止め一方的に攻めるが、無抵抗の相手に攻撃しても面白くないとすぐに解除。(アニメでは紆余曲折ありスグルが自力で攻略、下記参照) 「シーン・チェンジャー」で猛り狂う大海原を作り出し、さらにその中に大渦を発生させてキン肉マンを沈めようとするも、難破船の破片をサーフボード代わりにして脱出される。 諸共海に落とされそうになったところで今度は氷山地帯に切り替え、キン肉マンを氷山に叩きつける。 更に「カメラレンズズーム・アウト」でキン肉マンを縮小させるが、氷山の破片で光線を反射され自身も縮小することになってしまい慌てて解除。 最後は全パワーを使ってのシーン・チェンジャーで噴火した大火山地帯を作り出して相討ちを狙う。 アニメでは火山地帯に切り替えた意図をマリポーサが見抜き鎮痛な面持ちで見守り、VTRも死を覚悟した台詞をハッキリと口にするなど2人の信頼関係とチームへの献身を窺える台詞が追加されている。 「死んでも逃げるものか…!残ったエネルギーの全てを賭けて美しい地獄を見せてやる!」 「ミスターVTR…キン肉マンと心中する気だ…」 しかし、「新キン肉バスター」で映像編集の効果範囲外に離脱され、さらに落下の勢いを加えた「超人絞殺刑」でトドメを刺された。 これで退場と思いきや、続くミキサー大帝戦の時も生存しており、大帝のパワー分離器によって吹き飛ばされたキン肉マンの行き先が超人墓場であることを告げる。 その後キン肉マンの動向をモニターで追うが、超人墓場を脱出したキン肉マンがなぜかそこを突き破って出て来たために致命傷を負う。 それでも大帝の勝利のために状況予想装置で細工を行い、本来ならキン肉ドライバーによってミキサー大帝が倒されるシーンをカット。 仲間の勝利を確信して「こ……これで……心おきなく、死ねる……」と言い残し、漢らしい死を遂げた。 これによりキン肉ドライバーは不発に終わり、逆にミキサー大帝がキン肉マンにエルボードロップを決め勝利している。 この状況予想装置の編集機能を使えば、理論上はあらゆる敵に勝てる。 そのため「ペンタゴンとVTRを副将大将にしとけば楽勝」と言うのがリアリストの総意。 しかし、一方的にいたぶるのが好きではないその高潔さから編集してくれない可能性もある。 「強過ぎる能力をあえて制限している」と言う言葉がここまで似合うキャラもそういないだろう。 また飛翔チーム内ではキングザ100トンに負けず劣らずマリポーサに忠義を尽くしており、私心を出すキャラクターでもないので、あくまでのそのチート能力を行使するのは主君の命令や利益を優先する時だけなのだろう。 ちなみにゆで嶋田曰く、ステカセキングと戦ったら「機能が多すぎてどれから試すかでスキを突かれそう」との事でステカセ有利らしい。 小説『四次元殺法殺人事件』では 小説の重大なネタバレがあります。ご注意ください。 マリポーサの王位襲名を諦めきれず、キン肉マンを殺害し王位争奪戦を再開させる計画を立て、正攻法では勝てないとの判断からスーパースロー再生機能を利用したトリックで超人殺人を実行した。 ミートに真相を暴かれ事件は解決した……と思われたのだが、下準備として地球全体をカメラに収めジャンルをミステリーに変更していたことが判明。新たな超人殺人が発生したところで物語は締め括られた。 ◆得意技 アクション・ストップ カメラに映った相手の動きを静止ボタンで止める。 この能力だけで最強になれるのでは 原作では唐突にフェアプレー精神を発揮し「ただいたぶるのは面白くない」と自発的に解除スイッチを押すのだが(この項目に於ける”高潔”の所以) アニメでは流石に変更されミートのアドバイスをヒントにキン肉マンが自力でスイッチを押し攻略、という内容になっている。 …ただし、その内容は「首から下がストップしてボストンクラブにかけられたキン肉マンが必死に首を回して舌でスイッチを押す」というちょっとコミカルなもの。 多少の汚れも故障に繋がる機械超人としてはやはりたまらないようでVTRは試合中にも関わらずキン肉マンそっちのけで舐められたボタンと周辺のモニター部分を布でめちゃくちゃ丹念に拭き取りマリポーサに注意された。 「ミスターVTR…掃除は後だ」 シーン・チェンジャー 相手の映った映像の背景にスライドを差し込んで様々な環境を作り出す。いわば『背景レイヤ』の追加。 ただし、画面に収まった範囲の外には一切効果が及ばない。 上のチートすぎる時間停止よりもVTRの目玉の能力であるらしく、マリポーサは「いつ見ても素晴らしい出来栄えだぜ」と称賛し、更にアニメでは中堅以下3人でスタンディングオベーションの拍手喝采を贈っていた。(本当に仲良いなこいつら) 作中では 大海原(原作では海だけだったがアニメではジョーズよろしく人喰い魚が回遊している)→難破船の破片が飛び交う渦潮 氷山 火山地帯(自分も噴火山によるダメージの危険があるが相打ち覚悟) の3パターンを披露している。 カメラレンズズーム・アウト 通称『Z.O.』 。レンズから放つ光線で映した相手のサイズをズームアウトして実際に縮小してしまう。 しかし、反射されると自分も影響を受ける。 状況予想装置 レンズから放つ光線を浴びせた対象の状況を読み込み、その映像を元に早送りし未来の状況を見る事ができる機能。 更に編集機能も備わっており、未来の映像をフィルムとして出力したうえで、そのフィルムをハサミで物理的にカットすることでカットされた部分、本来なら起きていたであろう結果や時間をなかったことにできる。 つまりは超高精度の未来予測と限定的な未来改変の能力である。 追記・修正はアクション・ストップで相手の動きを静止ボタンで止めてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] もしもサイコマンが相手だったらマグネットパワーで撮影機器を破壊されて瞬殺になりそう -- 名無しさん (2023-03-29 19 17 58) これプロレスか?と疑問に思う突っ込みどころ満載の試合だが、彼自身の人柄は大好き。ギミック頼りの超人なのに好感度高い -- 名無しさん (2023-03-29 19 54 49) 未来を見て都合の悪い部分をカットする……キング・クリムゾンだよな -- 名無しさん (2023-03-30 07 56 38) キンクリと違って恐らく映像に映ってる範囲しか未来編集は出来ないんじゃ無いかと思うが何の問題も無いね。ジョジョと違って戦うのは基本的にリング上だけだし -- 名無しさん (2023-03-30 21 48 31) 四次元殺法殺人事件でまさか思いもよらないことをしでかすとは思わなかったね……完全にしてやられたわ -- 名無しさん (2023-03-30 21 55 13) 事実上キン肉マンに勝ったの彼だよなあ。隠れた強豪超人であった。 -- 名無しさん (2023-03-30 23 10 05) 実のところVTRがミキサー大帝を勝たせたこと自体はそこまで戦局に重要でもない。ロビンとテリーの参戦は完全に想定外だしそれを抜きにすれば100tとマリポーサでクソ力なしのスグルとミート君はほぼ確実に始末できる。だからこそ死に際を忍してでも万一の要素を取り除いて確実を期そうとしたVTRの忠誠心が際立つとも言える。 -- 名無しさん (2023-03-31 00 32 04) ※1 そもそも超神を含めてですらなお全超人中最強クラス集団である始祖と比較されること自体がおかしいんよ。むしろそこまでの相手でもなければミスターVTRに圧勝できそうな超人がいないってことやぞ -- 名無しさん (2023-03-31 01 40 30) ↑4 地球全体をレンズに収めることで世界レベルでの改変が可能とかヤバ過ぎる -- 名無しさん (2023-05-27 14 26 28) リソース必要なサンシャインと違って能力使用には何らかのエネルギー使うみたいだし、能力はチートでも強豪超人ならまぁ普通に勝ち目はあるだろって微妙な塩梅のキャラ -- 名無しさん (2024-06-12 23 12 19) ↑書き間違い。「サンシャインは砂化にリソース必要か不明」と書きたかった -- 名無しさん (2024-06-12 23 27 05) この人の能力かなり強い。 -- 名無しさん (2024-09-14 18 17 22) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mushi64/pages/51.html
今日も今日とてキン肉マン。 という訳で、本日も仕事帰りに鴨スタ行ってきますた。 ちょっとした用事を済ませ、ガソリンを入れたりしつつ、 到着したのは夕方6時。 3~4台ほどの空き台を発見。 それぞれの台のデータを見比べつつ、暫し台と睨めっこ。 ふむぅ・・・。 このキン肉マンの最も素晴らしい利点は、 手軽に台毎の、収支のグラフを見れる所にあると思う。 一日回してきた出玉の推移。 ゲーム数と差枚数の詳細を、ボタン一つで詳しく見れるのである。 非常に便利・・・ なんだけど、こうもマイナスの台ばかりだと、迂闊に座れんw やっぱ半日回して現在-2,000枚とか-3,000枚の台に座るのは、 いくら何でも養分すぎるよなぁ。 結局納得のいくグラフを描く台には巡り会えないまま、漫然と時を過ごす。 ようやく俺が動いたのは、それから20分後の事であった。 1箱持って若者が止めた台。 派手な一撃は無いものの、朝から何度か連をカマして、現在トータル+4,000枚の台。 これは・・・低設定のマグレ噴きというデータではなさそうだ。 とりあえず着席し、まったりと回し始める。 投資3K目でゴング。 ・・・で、あっさりマッスルタイムに突入! わはは、まさか一発目でART引けるとはw このMTが地味に伸び、600Gほど継続し、一撃800枚GET! ・・・ほうらね♪ この台は、匂いが違うと思ったんだよ!!(まぁぶっちゃけマグレだが) さてMT終了後も、まったりと回す。 まぁまだ30分ほどしか回してないしな。 今帰ったら物足りなさ過ぎる。 そうこうしてる内に、60Gでゴング揃い。 クレジット内で更にゴング。・・・で、どっちもスカ。 (ん~、どうしよっかな~)と思いながら打つ事、またや数ゲーム。 液晶が暗転し、奥から銀のマスクが登場。 「正義超人よ、ボーナス確定です。」 うほっ、なんか良いんだよなぁ、この演出w んで これが黒7。 まぁ昨日「黒7からのARTが全てを握る」とは書いたものの、 実際黒7からのARTなんて10%やそこらだもんなぁ。 特に期待するでもなく、BGを消化。 液晶では普通に、キン肉マンが悪魔将軍から地獄の断頭台を食らって負け。 (はいはい) とBETボタンを押した瞬間だった。 奥から銀のマスクが現れ、まさかのMT突入ッ!!! う・・うぉ・・ぉぁぁああああっっっ!! 来た来た来たァァーーーー! これぞキン肉マンを打つ上で、最もアツい瞬間! 即ち黒7からのART突入! 黒7からARTに入った場合、上二つ(75% or 87%)しか選択されず、 まぁ殆どは75%だが、一撃1,000枚は射程範囲! これは・・・激アツやでぇぇ~~~!! ・・・と思った瞬間、わずか5Gほどでゴング揃い。 しかも現れた超人は・・・ で、出たァー! 正義超人軍随一の噛ませ犬こと、ブロッケンJr!! orz 涙目で見守る中、液晶上ではブロッケンが灼熱地獄を受け、あっさり死亡。 ははは・・・良い夢見させてもらったぜ・・・ orz 諦めながらMAXベットを押した瞬間、 銀のマスク「正義超人よ・・・何ちゃらかんちゃら」 ほ・・ホァァイ!! 九死に一生キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! やっべ、コレまだイケるかも!!!♪ ・・・と思った直後に、またもやゴング揃い。 んで出てきた超人が、またもやブロッケンJr。 うはぁ、今度こそ\(^o^)/オワタ 液晶上ではブロッケンが火口に投げ込まれ、死亡。 あーあ、儚い夢だったぜ・・・。 しかしMAXベットを押した瞬間、 銀のマスク「正義超人よ・・・(ry)」 ちょ・・・マジか!? 来たんじゃね!? 今日コレ、良い夢見れるんじゃね!?!?w そこからポンポンとBG引くものの、全く危なげなく正義超人が勝ちまくる。 ジワジワとコインは増え続け、既に1箱カチ盛り。 そして迎えた14ラウンド目・・・ ちょ・・・カメハメ師匠キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! うっは、すげぇ! 初めて見た! ARTを大量ストックしてる時のみ登場する、プレミアキャラ・カメハメ! まさか俺の様な引き弱が、カメハメ師匠に謁見できようとはっ・・・!(涙) さて ここまでウハウハの展開。 もうこうなったら、ARTが終わる気がしない。 しかしここで、同時に別の懸念が頭をかすめる。 これ・・・まさか このまま爆連カマして、 「閉店までに取り切れない」・・・なんて事は無いよね?? 時刻はまだ8時前。 閉店まで3時間ほど残されている。 仮に今「85%ループ」の真っ直中に居るとしても、 さすがに3時間も回せば、余裕で終わる筈・・・。 普通の展開なら、あと500Gも回せば終了フラグ。 しかし・・・それでも嫌な予感を払拭できない。 ・・・ま、まさかな。 杞憂であればいいのだが。 不安な気持ちを捨て切れず、ここからブン回しモードに突入。 「ブン回し」といっても、肉のART中は、3択ベルと、更にパンク外しもあり、 毎ゲームの様に3種類のサンドバッグと、キン肉マンとテリーのナビが発生するので、 もちろんオヤジ打ちという訳にはいかない。 しかしそれでも俺の持てる目押し技術を駆使し、 スピードと同時に、集中力も維持させながら、 左の3択と右の2択を使い分け、全て一周で目押しを行う。 うむ、まぁ4号機初頭から毎日スロばっか打ってるからな。 自慢できる特技じゃないが、「目押し」だけには自信がある。 という訳で、全神経を4つのリールと液晶画面に集中させつつ、 超ハイスピードでARTをブン回す。 ここからもサクサクとBGが引けるものの、 銀のマスクで復活したり、バッファローマンが頻発したり、 ART中に「炎のキン肉マン」が流れ始めたり、 はたまた「キン肉マンGO!FIGHT!」が流れ始めたり、 ART突入時のLEDがレインボーに光ったりと、 高継続 かつ大量ストックを臭わす様な演出が出まくる。 むむぅ・・・。 さっきからゴングだけじゃなく、黒7とか青7とか引きまくってるし、 とっくに転落してても不思議じゃないんだが。 更にARTは続く。 ゴングを引こうが黒7を引こうが、 ブロッケンだろうがジェロニモだろうが、余裕で勝ちまくる。 そしてラウンド20を超えた辺りで、 不安が確信に変わる。 やべぇ・・・これマジで、ART取り切れないっぽい(汗) ちょっと待ってくれ。 今ARTが終わって、2,000枚でも3,000枚でも良いんだよ。 よくやったと満足して帰れる。 でも・・・もし このまま伸び続け、 閉店で強制終了となった場合・・・ これ、悔しいなんてモンじゃねーだろ!(汗) いやそりゃ分かる。 俺も夕方の6時から、こんな波の荒い台を打ってる以上、こういう展開も覚悟の上だ。 俺の様なリーマンが、夕方から5号機を打ってる時点で、養分である事を否定できない。 でも・・・もしかしたら今、85%のループ中かもしれないんだよ!(汗) それどころか、ARTのストックが、何個も貯まってるかもしれないんだよ!(滝汗) そして こんなチャンスは、今後キン肉マンを打つ上で、二度と訪れないかもしれないんだよっっ!!(涙) これで「4,000枚出してる最中に閉店を迎えました」じゃあ、死んでも死に切れねぇ!! もう こうなってしまった以上、継続を祈るより、ARTが終わってくれる事を祈るしかないっ! よし、今こそ思い出せ! あの2027を初打ちした時、いきなり赤7引いて、そして一発目で5%を引いてしまい、 ARTを僅か20Gで終わらせた、己の引きをっ・・・!!! 時刻は既に9時半。 閉店まで1時間少々。 (終われ~~~、終われ~~~!!) 呪いの言葉を自らに吐きつつ、ひたすら終了を願う。 しかし相も変わらず、正義超人軍は勝ちまくる。 黒7で ようやく終わったかと思いきや、銀のマスクで復活。 ブロッケンで死んだと思ったら、銀のマスクで復活。 ぐっ・・ぐぁぁああっっ! 何故! こんな時に限って、爆連しまくるんだよぉぉーーー!!(汗) 初っぱなのART600G。 そして直後の黒7からの、超ロングART。 毎ゲームの様に訪れる、目押しナビ。 そして刻一刻と迫る、閉店の時。 パンクさせたら全てがお終い、でもスピードを落としたら閉店までに取り切れない・・・。 波の様に襲ってくる頭痛、連日の稼働で溜まった肩こり、腰痛、疲労。 どうしようもない焦燥感に身体を支配される。 俺の肉体は、限界の時を迎えようとしていた。 あれはARTが2,200Gを超えた直後だった。 俺の緊張の糸が、突如「プツリ」と音を立てて切れてしまった。 液晶上ではテリーマンがアップになり、叫ぶ。 「いくぞ、キン肉マン!」 ええと・・・テリーマンがアップになったら、右リールに青の塊を狙うんだよな? えっ・・と・・・これが青の絵柄だよな? うん、見える。 余裕で見える。 でも・・・・ た、タイミングが・・・ ボタンを止めるタイミングが、分からないっ・・・!! な、何だこれ!? やべぇ、青の絵柄は見えるのに、どのタイミングで押したら、青の絵柄が止まるのかが分からねぇ!!(汗) ヤバい! 何なんだよこれ! マジで俺はどうしたら良いんだ!? っていうか俺今何してるんだっけ? えっ!? あれぇーっ!?!? 気付いた時には、俺は右リールに「赤の塊」を止めてしまっていた・・・ orz やってしまった。 ART2,200Gを超え、閉店まで残り1時間を切った状態で、 痛恨の「パンク」!!! orz いかん、もうダメだ。 マジで限界。 キン肉マンのARTは、パンクしてしまうと ただの「AT」に格下げとなり、 通常時よりコイン持ちは良いんだけど、 それでもコインは微減していってしまう。 何てことだ。 長いスロ人生の中で、恐らく最低のミス。 あまりのショックで放心状態に陥る。 気が付けば、ドバドバと汗が流れ落ちる。 全身が汗でグショグショ。 見かねた店員が、ダッシュでおしぼりを持ってきてくれるほど、 もうボロ雑巾の様な状態。 もはや涙目の俺。 でも・・・それでも、ここで止める訳にはいかんのだ!! orz 疲労がピークに達した身体に鞭を入れ、ATを消化する。 幸いにも、50Gほどで次のBGを引く事に成功。 これで最悪の状態は免れる。 しかしまたしてもBGに勝利。 ATがARTに復活したものの、ゲロ吐きそうになりながらブン回す。 そして・・・恐れていた事態が起きてしまった。 それ以後のART中、パンクナビが出た時・・・ 押せない! 怖くてボタンが押せないのだ!! いや、何をどこに狙えば良いか分かってるし、 赤も青も、絵柄はちゃんと見えてる。 でも・・・タイミングが! 分からない!! ボタンを止めようとすると、さっきの目押しミスった瞬間が頭にフラッシュバックし、 怖くて押せないのだ!! むしろ ついさっきまで、何でこんな難しい目押しを、 ろくにリールも見ずに、タイミングだけで一周押しできてたんだ俺??(汗) もう無理っ・・・! 精神的にも肉体的にも、もはや限界っ・・・!(涙) しかし!! ここで止める訳にはいかないのだ!!(涙) ここで投げ出して帰ったら、俺はもう二度とスロが打てない!! もう泣きそうになりながら、それでも何とか目押しを試みる。 まるでジャグで7を揃えようとしてるジジババ状態。 4周、5周、6周・・・と、絵柄が回ってるタイミングを身体で計り、 狙いを定めてボタンを止める。 ぐっ・・・恐ろしい! ボタン1つを止めるのが、こんなにも怖いなんて!! でも・・・逃げちゃダメだ! 逃げちゃダメだ! 逃げちゃダメだぁぁぁああああ!!! 閉店まで既に残り30分を切った状態。 にも関わらず、怖くてボタンを止めれないという、最悪の状況。 それでも必死にブン回す。 しかし そんな俺をあざ笑うかの様に、ハマりまくる。 くっ・・・もうリプパンナビ、来ないでくれ!(汗) マジで胃が痛いんだよぉぉおお!!(涙) 普段なら喜ぶべきART中のハマリで、逆にキリキリさせられる。 ハマッた末、ようやく引いたゴングで、ロビンマスクの勝利。 そこからまたハマッて、ようやくブロッケンが負けたと思ったら、銀のマスク登場。 ぐぁぁああああ! 誰か! 助けてください! もう僕を逃がしてくださいっっっ!!(涙) ついに閉店まで10分を切る。 そんな中、空気を読まずに、突如 流れ始める「ゴーゴーマッスル」。 ぐはっ、もうだめぽ orz 閉店5分前、ようやく引いたゴングで、またも あっさり勝利。 ギギギ・・・ 店内に「蛍の光」が流れ始める。 あぁ、終わった・・・。 必死コイて頑張ってきたけど、ついに取り切れずに 終了か・・・ orz 諦めた瞬間だった。 本当に最後の最後。 スロットの神様が、俺に微笑みかけた。 閉店時刻に、最後のゴング揃いキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 長かった・・・ ホントに長い長い闘いだった。 リールに酔って、何度ゲロ吐きそうになった事か。 肩も腰も背中も、痛みで感覚すら無い。 常に閉店時刻に怯えながら、パンクまでやらかし、果てはボタンを押すのも恐怖する始末。 それでも最後の最後に引いた、このゴング揃い。 これでキッチリ終われば、もう何も思い残す事はないっ・・・! どうか神様、このゴング揃いで、キッチリ終止符を打ってくださいっ!!! 右手の人差し指に全身全霊の心を込め、ゆっくりとMAXベットボタンを押す。 そして――― 俺の耳に届いたのは、 「M・U・S・C・L・E・まっそ~♪」 の曲だった・・・ orz BG終了直後、店員に止められ、ついに強制終了。 最も恐れていた、爆連中に閉店・・・/(^o^)\オワタ 斯くして、胃に穴が空きそうになるほどの長い闘いが幕を閉じた。 最初のARTのコインも合わせて、奇跡の5,656枚ゲット。 いやぁ~・・・・凄かった。 5号機が登場して半年以上が経ったけど、5号機で5千枚も出したの初めてだわw いやぁ~最高だった。 最高・・だった筈・・・ ・・・なんだけど、何だろう、この虚無感は orz 本日+110K \(^o^)/
https://w.atwiki.jp/mushi64/pages/164.html
今日も今日とてキン肉マン。 という訳で、本日も仕事帰りに鴨スタ行ってきますた。 ちょっとした用事を済ませ、ガソリンを入れたりしつつ、 到着したのは夕方6時。 3~4台ほどの空き台を発見。 それぞれの台のデータを見比べつつ、暫し台と睨めっこ。 ふむぅ・・・。 このキン肉マンの最も素晴らしい利点は、 手軽に台毎の、収支のグラフを見れる所にあると思う。 一日回してきた出玉の推移。 ゲーム数と差枚数の詳細を、ボタン一つで詳しく見れるのである。 非常に便利・・・ なんだけど、こうもマイナスの台ばかりだと、迂闊に座れんw やっぱ半日回して現在-2,000枚とか-3,000枚の台に座るのは、 いくら何でも養分すぎるよなぁ。 結局納得のいくグラフを描く台には巡り会えないまま、漫然と時を過ごす。 ようやく俺が動いたのは、それから20分後の事であった。 1箱持って若者が止めた台。 派手な一撃は無いものの、朝から何度か連をカマして、現在トータル+4,000枚の台。 これは・・・低設定のマグレ噴きというデータではなさそうだ。 とりあえず着席し、まったりと回し始める。 投資3K目でゴング。 ・・・で、あっさりマッスルタイムに突入! わはは、まさか一発目でART引けるとはw このMTが地味に伸び、600Gほど継続し、一撃800枚GET! ・・・ほうらね♪ この台は、匂いが違うと思ったんだよ!!(まぁぶっちゃけマグレだが) さてMT終了後も、まったりと回す。 まぁまだ30分ほどしか回してないしな。 今帰ったら物足りなさ過ぎる。 そうこうしてる内に、60Gでゴング揃い。 クレジット内で更にゴング。・・・で、どっちもスカ。 (ん~、どうしよっかな~)と思いながら打つ事、またや数ゲーム。 液晶が暗転し、奥から銀のマスクが登場。 「正義超人よ、ボーナス確定です。」 うほっ、なんか良いんだよなぁ、この演出w んで これが黒7。 まぁ昨日「黒7からのARTが全てを握る」とは書いたものの、 実際黒7からのARTなんて10%やそこらだもんなぁ。 特に期待するでもなく、BGを消化。 液晶では普通に、キン肉マンが悪魔将軍から地獄の断頭台を食らって負け。 (はいはい) とBETボタンを押した瞬間だった。 奥から銀のマスクが現れ、まさかのMT突入ッ!!! う・・うぉ・・ぉぁぁああああっっっ!! 来た来た来たァァーーーー! これぞキン肉マンを打つ上で、最もアツい瞬間! 即ち黒7からのART突入! 黒7からARTに入った場合、上二つ(75% or 87%)しか選択されず、 まぁ殆どは75%だが、一撃1,000枚は射程範囲! これは・・・激アツやでぇぇ~~~!! ・・・と思った瞬間、わずか5Gほどでゴング揃い。 しかも現れた超人は・・・ で、出たァー! 正義超人軍随一の噛ませ犬こと、ブロッケンJr!! orz 涙目で見守る中、液晶上ではブロッケンが灼熱地獄を受け、あっさり死亡。 ははは・・・良い夢見させてもらったぜ・・・ orz 諦めながらMAXベットを押した瞬間、 銀のマスク「正義超人よ・・・何ちゃらかんちゃら」 ほ・・ホァァイ!! 九死に一生キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! やっべ、コレまだイケるかも!!!♪ ・・・と思った直後に、またもやゴング揃い。 んで出てきた超人が、またもやブロッケンJr。 うはぁ、今度こそ\(^o^)/オワタ 液晶上ではブロッケンが火口に投げ込まれ、死亡。 あーあ、儚い夢だったぜ・・・。 しかしMAXベットを押した瞬間、 銀のマスク「正義超人よ・・・(ry)」 ちょ・・・マジか!? 来たんじゃね!? 今日コレ、良い夢見れるんじゃね!?!?w そこからポンポンとBG引くものの、全く危なげなく正義超人が勝ちまくる。 ジワジワとコインは増え続け、既に1箱カチ盛り。 そして迎えた14ラウンド目・・・ ちょ・・・カメハメ師匠キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! うっは、すげぇ! 初めて見た! ARTを大量ストックしてる時のみ登場する、プレミアキャラ・カメハメ! まさか俺の様な引き弱が、カメハメ師匠に謁見できようとはっ・・・!(涙) さて ここまでウハウハの展開。 もうこうなったら、ARTが終わる気がしない。 しかしここで、同時に別の懸念が頭をかすめる。 これ・・・まさか このまま爆連カマして、 「閉店までに取り切れない」・・・なんて事は無いよね?? 時刻はまだ8時前。 閉店まで3時間ほど残されている。 仮に今「85%ループ」の真っ直中に居るとしても、 さすがに3時間も回せば、余裕で終わる筈・・・。 普通の展開なら、あと500Gも回せば終了フラグ。 しかし・・・それでも嫌な予感を払拭できない。 ・・・ま、まさかな。 杞憂であればいいのだが。 不安な気持ちを捨て切れず、ここからブン回しモードに突入。 「ブン回し」といっても、肉のART中は、3択ベルと、更にパンク外しもあり、 毎ゲームの様に3種類のサンドバッグと、キン肉マンとテリーのナビが発生するので、 もちろんオヤジ打ちという訳にはいかない。 しかしそれでも俺の持てる目押し技術を駆使し、 スピードと同時に、集中力も維持させながら、 左の3択と右の2択を使い分け、全て一周で目押しを行う。 うむ、まぁ4号機初頭から毎日スロばっか打ってるからな。 自慢できる特技じゃないが、「目押し」だけには自信がある。 という訳で、全神経を4つのリールと液晶画面に集中させつつ、 超ハイスピードでARTをブン回す。 ここからもサクサクとBGが引けるものの、 銀のマスクで復活したり、バッファローマンが頻発したり、 ART中に「炎のキン肉マン」が流れ始めたり、 はたまた「キン肉マンGO!FIGHT!」が流れ始めたり、 ART突入時のLEDがレインボーに光ったりと、 高継続 かつ大量ストックを臭わす様な演出が出まくる。 むむぅ・・・。 さっきからゴングだけじゃなく、黒7とか青7とか引きまくってるし、 とっくに転落してても不思議じゃないんだが。 更にARTは続く。 ゴングを引こうが黒7を引こうが、 ブロッケンだろうがジェロニモだろうが、余裕で勝ちまくる。 そしてラウンド20を超えた辺りで、 不安が確信に変わる。 やべぇ・・・これマジで、ART取り切れないっぽい(汗) ちょっと待ってくれ。 今ARTが終わって、2,000枚でも3,000枚でも良いんだよ。 よくやったと満足して帰れる。 でも・・・もし このまま伸び続け、 閉店で強制終了となった場合・・・ これ、悔しいなんてモンじゃねーだろ!(汗) いやそりゃ分かる。 俺も夕方の6時から、こんな波の荒い台を打ってる以上、こういう展開も覚悟の上だ。 俺の様なリーマンが、夕方から5号機を打ってる時点で、養分である事を否定できない。 でも・・・もしかしたら今、85%のループ中かもしれないんだよ!(汗) それどころか、ARTのストックが、何個も貯まってるかもしれないんだよ!(滝汗) そして こんなチャンスは、今後キン肉マンを打つ上で、二度と訪れないかもしれないんだよっっ!!(涙) これで「4,000枚出してる最中に閉店を迎えました」じゃあ、死んでも死に切れねぇ!! もう こうなってしまった以上、継続を祈るより、ARTが終わってくれる事を祈るしかないっ! よし、今こそ思い出せ! あの2027を初打ちした時、いきなり赤7引いて、そして一発目で5%を引いてしまい、 ARTを僅か20Gで終わらせた、己の引きをっ・・・!!! 時刻は既に9時半。 閉店まで1時間少々。 (終われ~~~、終われ~~~!!) 呪いの言葉を自らに吐きつつ、ひたすら終了を願う。 しかし相も変わらず、正義超人軍は勝ちまくる。 黒7で ようやく終わったかと思いきや、銀のマスクで復活。 ブロッケンで死んだと思ったら、銀のマスクで復活。 ぐっ・・ぐぁぁああっっ! 何故! こんな時に限って、爆連しまくるんだよぉぉーーー!!(汗) 初っぱなのART600G。 そして直後の黒7からの、超ロングART。 毎ゲームの様に訪れる、目押しナビ。 そして刻一刻と迫る、閉店の時。 パンクさせたら全てがお終い、でもスピードを落としたら閉店までに取り切れない・・・。 波の様に襲ってくる頭痛、連日の稼働で溜まった肩こり、腰痛、疲労。 どうしようもない焦燥感に身体を支配される。 俺の肉体は、限界の時を迎えようとしていた。 あれはARTが2,200Gを超えた直後だった。 俺の緊張の糸が、突如「プツリ」と音を立てて切れてしまった。 液晶上ではテリーマンがアップになり、叫ぶ。 「いくぞ、キン肉マン!」 ええと・・・テリーマンがアップになったら、右リールに青の塊を狙うんだよな? えっ・・と・・・これが青の絵柄だよな? うん、見える。 余裕で見える。 でも・・・・ た、タイミングが・・・ ボタンを止めるタイミングが、分からないっ・・・!! な、何だこれ!? やべぇ、青の絵柄は見えるのに、どのタイミングで押したら、青の絵柄が止まるのかが分からねぇ!!(汗) ヤバい! 何なんだよこれ! マジで俺はどうしたら良いんだ!? っていうか俺今何してるんだっけ? えっ!? あれぇーっ!?!? 気付いた時には、俺は右リールに「赤の塊」を止めてしまっていた・・・ orz やってしまった。 ART2,200Gを超え、閉店まで残り1時間を切った状態で、 痛恨の「パンク」!!! orz いかん、もうダメだ。 マジで限界。 キン肉マンのARTは、パンクしてしまうと ただの「AT」に格下げとなり、 通常時よりコイン持ちは良いんだけど、 それでもコインは微減していってしまう。 何てことだ。 長いスロ人生の中で、恐らく最低のミス。 あまりのショックで放心状態に陥る。 気が付けば、ドバドバと汗が流れ落ちる。 全身が汗でグショグショ。 見かねた店員が、ダッシュでおしぼりを持ってきてくれるほど、 もうボロ雑巾の様な状態。 もはや涙目の俺。 でも・・・それでも、ここで止める訳にはいかんのだ!! orz 疲労がピークに達した身体に鞭を入れ、ATを消化する。 幸いにも、50Gほどで次のBGを引く事に成功。 これで最悪の状態は免れる。 しかしまたしてもBGに勝利。 ATがARTに復活したものの、ゲロ吐きそうになりながらブン回す。 そして・・・恐れていた事態が起きてしまった。 それ以後のART中、パンクナビが出た時・・・ 押せない! 怖くてボタンが押せないのだ!! いや、何をどこに狙えば良いか分かってるし、 赤も青も、絵柄はちゃんと見えてる。 でも・・・タイミングが! 分からない!! ボタンを止めようとすると、さっきの目押しミスった瞬間が頭にフラッシュバックし、 怖くて押せないのだ!! むしろ ついさっきまで、何でこんな難しい目押しを、 ろくにリールも見ずに、タイミングだけで一周押しできてたんだ俺??(汗) もう無理っ・・・! 精神的にも肉体的にも、もはや限界っ・・・!(涙) しかし!! ここで止める訳にはいかないのだ!!(涙) ここで投げ出して帰ったら、俺はもう二度とスロが打てない!! もう泣きそうになりながら、それでも何とか目押しを試みる。 まるでジャグで7を揃えようとしてるジジババ状態。 4周、5周、6周・・・と、絵柄が回ってるタイミングを身体で計り、 狙いを定めてボタンを止める。 ぐっ・・・恐ろしい! ボタン1つを止めるのが、こんなにも怖いなんて!! でも・・・逃げちゃダメだ! 逃げちゃダメだ! 逃げちゃダメだぁぁぁああああ!!! 閉店まで既に残り30分を切った状態。 にも関わらず、怖くてボタンを止めれないという、最悪の状況。 それでも必死にブン回す。 しかし そんな俺をあざ笑うかの様に、ハマりまくる。 くっ・・・もうリプパンナビ、来ないでくれ!(汗) マジで胃が痛いんだよぉぉおお!!(涙) 普段なら喜ぶべきART中のハマリで、逆にキリキリさせられる。 ハマッた末、ようやく引いたゴングで、ロビンマスクの勝利。 そこからまたハマッて、ようやくブロッケンが負けたと思ったら、銀のマスク登場。 ぐぁぁああああ! 誰か! 助けてください! もう僕を逃がしてくださいっっっ!!(涙) ついに閉店まで10分を切る。 そんな中、空気を読まずに、突如 流れ始める「ゴーゴーマッスル」。 ぐはっ、もうだめぽ orz 閉店5分前、ようやく引いたゴングで、またも あっさり勝利。 ギギギ・・・ 店内に「蛍の光」が流れ始める。 あぁ、終わった・・・。 必死コイて頑張ってきたけど、ついに取り切れずに 終了か・・・ orz 諦めた瞬間だった。 本当に最後の最後。 スロットの神様が、俺に微笑みかけた。 閉店時刻に、最後のゴング揃いキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 長かった・・・ ホントに長い長い闘いだった。 リールに酔って、何度ゲロ吐きそうになった事か。 肩も腰も背中も、痛みで感覚すら無い。 常に閉店時刻に怯えながら、パンクまでやらかし、果てはボタンを押すのも恐怖する始末。 それでも最後の最後に引いた、このゴング揃い。 これでキッチリ終われば、もう何も思い残す事はないっ・・・! どうか神様、このゴング揃いで、キッチリ終止符を打ってくださいっ!!! 右手の人差し指に全身全霊の心を込め、ゆっくりとMAXベットボタンを押す。 そして――― 俺の耳に届いたのは、 「M・U・S・C・L・E・まっそ~♪」 の曲だった・・・ orz BG終了直後、店員に止められ、ついに強制終了。 最も恐れていた、爆連中に閉店・・・/(^o^)\オワタ 斯くして、胃に穴が空きそうになるほどの長い闘いが幕を閉じた。 最初のARTのコインも合わせて、奇跡の5,656枚ゲット。 いやぁ~・・・・凄かった。 5号機が登場して半年以上が経ったけど、5号機で5千枚も出したの初めてだわw いやぁ~最高だった。 最高・・だった筈・・・ ・・・なんだけど、何だろう、この虚無感は orz 本日+110K \(^o^)/
https://w.atwiki.jp/mushi64/pages/170.html
朝から鴨スタにブッ込んできますた。 後ろのオカルトジジイとババアの話にウンザリしつつ、 10分ほど開店待ちの列に並ぶ。 9時丁度、オープン! うおおおお!!と店内に傾れ込むと、 やはりキン肉マンは、殆どの台が埋まっている! SHIT! とりあえず適当な台に着席、回し始める。 回し始めてすぐに、「パワーアップナビ」やら「デカナビ」が頻発、 どうやら高確スタートっぽい。 うむぅ、上げか下げか、はたまたリセットか・・・。 するとここで、奇跡のタイミングで、ゴングBGゲット! 「ズギューン!」の高確確定音付き! よぉっしゃ、仮に6なら ほぼMT突入、 1~5でも、40~50%は期待できる、かなり脳汁ポイント! 投資僅か1Kで、早くも本日の山場キタコレ!! 固唾をのんで、ロビンマスクvsジャンクマンの勝負を見守る。 試合展開は終始ロビンが優位に進め、 そして決め技「タワーブリッジ」が炸裂ゥ!! ・・・したかと思った瞬間、 ジャ「甘いわっ! ジャンク・クラッシュ!!」 ロ「ギャァァス!!」 俺「ぎゃぁぁ!!(涙)」 ちっくしょぉぉおおお!! この敗北は、思いの外ダメージが大きい。 まず6の高確時にゴング引いた時は、75~81%でMTに突入する。 つまり回転数30ゲームやそこらで、ほぼ8割方、設定6を否定 orz まぁ さすがに今日は6を期待してなかったが、 それでも低設定で 高確時にゴングを引ける可能性は 極めて低いので、 このチャンスを逃したのは痛すぎる・・・。 その後ゴング、ゴングと引くも、どちらもジェロニモがアッサリ敗北。 う~ん・・・昨日6打ってた時は、3連単など一度も無かった。 やっぱ6を期待するには厳しすぎる。 ・・・とはいえ、1~5の判別は、到底不可能。 この台が1だった場合、俺の被る損害は計り知れない。 やはり朝からキン肉マンに全ツッパは、危険すぎる・・・。 さりとて他の19台は、全台ブン回し中で、移動できそうもない。 ええい、こうなりゃ肉はヤメじゃい! ロビン殺法その1、「見切りが大事」!! という訳で、-9Kでキン肉マンのシマを後にする。 やってきたのは、リンかけのシマ。 ・・・いや、まぁ、この立ち回りも、我ながらどうかと思う。 今更40台のリンかけから、高設定探しなど・・・狂気の沙汰だ。 でもアツい! 逆に今だからこそ!! 鴨スタも、リンかけを40台も入れたものの、 稼働は日に日に減り続け、リンかけの扱いに手を焼いていた。 しかし昨日のイベントで、再びリンかけのシマに、活気が戻ってきた。 もし鴨スタが今後もリンかけ40台を使っていくのなら、 今日は絶対高設定を入れてくる筈ッ!!! ロビン殺法その2、「店の心理を読む」!! 事実、開店後1時間足らずで、チラホラと箱を使ってる人も居る。 よし、今日はリンかけで勝負じゃい! 仮に高設定をツモった時、肉よりも遙かに見返りは大きい!! という訳で、とりあえず角2・角3辺りから、攻めてみる。 ・・・打ち始めてビックリしたんだが、 つい「4つめのボタン」を押してしまうw いや、ボタンは3つしか無いのに、3つめのボタンを押した後、 ボタンの無い場所を、もう一回押してしまうw そういや ここ1ヶ月ほど、肉しか触ってなかったからなぁ・・・。 これも肉を打ち続けてきた弊害か。 恐るべし、キン肉マンw それにしても懐かしき哉、リンかけ。 液晶って こんな小さかったっけ?w リールが めちゃくちゃデケェ! 上段赤7ズル滑りとか、懐かしすぎる!w いやぁ~やっぱリンかけは楽しいなぁオイ!(嬉) ・・とか言ってる間に、2台に5Kずつ入れ、一瞬で10Kの負債を上乗せ orz うはぁ、やっぱリンかけの高設定狙いは難しすぎる。 キン肉マンの様な明確な判別要素がある訳でなく、 ただ純粋に、ボーナス確率で見極めるだけ。 確率通りに引ければ良いが、仮に高設定に座れても、 ボヌスが引けなきゃ目も当てられない。 ぐっ・・・これは厳しい! しかし、たぶん有るのだ! この40台の中に、高設定が! 3台目のリンかけに移動。 新聞紙が飛んできて、左リール上段にスイカが滑ってくる。 カットイン無し、新聞の色は白。 中・右と止めると、スイカが揃って、石松の大食い演出へ。 (ハイハイ)とレバーを叩くと ズドーーーン!! 「BONUS確定」 うっひょお、ケツ浮いた! やっぱリンかけは、こういうのが最高なんだよなぁ~~!! (;´Д`)ハァハァ これが嬉し恥ずかしの白同色。 久々のリンかけテーマ曲に酔いしれながら、ビジを消化。 以後黙々と、RT200Gも消化する。 う~む、今更ながら、やっぱリンかけは良いわ。 制御も出目も演出も、全てが完成度高すぎる。 これで高設定が打てさえすれば、5号機最強なんだが・・・。 高設定が・・打てさえすれば・・・。 スコンと450Gハマッて、全ノマレ orz 5号機で投資20Kは赤信号。 これ以上打ったら死ねるので、やむなく止める事に。 本日投資20K、回収0K、収支-20K。 昨日肉の6で稼いだ40Kの半分を、早くも返上して参りました orz
https://w.atwiki.jp/kskani/pages/411.html
saturated with fear ◆5xPP7aGpCE 「ゲ、ゲェーーーッ!! な、なんて恐ろしい事をーーーーっ!?」 悲鳴を聞いて駆けつけたキン肉マンが見た光景は異様としか言い表せないものだった。 想像していたのは悪漢に襲われてる一般人という構図。 正義感溢れる人物である彼は相手が何人だとしても躊躇わずに戦った事だろう。 しかし実際に待ち受けていたのば倒錯的な肉のオブジェ。 そして鼻腔を刺激するむっとした汗の臭い 薄暗い森の中、キン肉マンはこの未知との遭遇に思わず立ち竦んでしまった。 「……あ、う、ああああ……」 キン肉マン同様に少年も驚いたらしい。 僅かに声を上げながら大きく目を見開いて驚き戸惑っている。 (先程の悲鳴はこの少年からのものじゃろうか? 見た感じ大きな怪我は無いようじゃが……) 中学生ぐらいの年だろうか、というのが少年に感じた印象だった。 少年は羽ばたくように両腕を大きく広げていた。 いや―――よく見ればワイヤーの様なものでそんな体勢に拘束されているのが解る。 何よりも視線を引き寄せたのが、全てが露となっていた下半身。 少年の両足は限界まで広げられMの字を描いていた。 キン肉マンはそんな彼に真正面から出会ってしまったのだ。 まるで密林に人知れず咲く巨大花を発見した探険家、そんな錯覚さえ抱かせられる構図だった。 キン肉マンは注目する。 自らの腕よりも細い少年の脚に、その付け根にある年相応に茂る薄い性毛、そして中心で存在を誇示する男性器に。 このオブジェで何よりも人目を惹くその場所、そこにはリング状に鋼線が巻き付けられ一種のアクセサリーと化していた。 責め立てられる未成熟な性器、思わず己の持ち物を意識してしまう。 視線は更に下へと移る。 鋼線に括り付けられていたのは石が詰められたズボン―――恐らくこの少年のものだろう。 それが自ら重みでゆっくりと空中に揺れている。 相当な痛みを感じているだろう、鈍感なキン肉マンにもそのような想像はできた。 見渡しても他に人影は無い。 この少年は自ら変態的な行為を行って独り悲鳴を上げていたのだろうか? 目を見開いて驚いているのはそれを他者に目撃されたからなのか? 馬鹿馬鹿しい、とキン肉マンは想像を打ち消す。 彼とて人並みに性的な知識や興味は持ち合わせているが今の状況はあまりに不自然だ。 第一、先程の悲鳴と今見せている少年の怯えた表情は確かな危機感が含まれているのだ。 「キミ、一体どうしてそんな格好を……」 「ヒィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!」 とにかく疑問だらけだ、話を聞かなければ始まらないと声を掛ける。 その途端、我に返った少年の口から金切り声の様な悲鳴が飛び出してきた。 「うわあぁぁぁーーーーーーーーっっ!!! 来るな、来るなぁぁぁぁーーー!! 」 まるで悪魔を見たような反応だった。 問いかけの声は絶叫に掻き消され、激しくもがきだした少年の拘束がギシギシと軋む。 あまりの暴れ様にワイヤーが肌に食い込み赤い血が滲み出した。 「ち、ちょっと落ち着けって少年! 私はキミをどうこうしようというつもりなんか無いんだってば!」 まさかそんな反応を返されるとは予想していなかったキン肉マンはあたふたと困惑する。 何とかなだめようと声を掛けるが全く少年の耳には届いてない。 さすがに鈍感なキン肉マンといえど、ここまで不自然な暴れぶりには疑問を抱かざるを得なかった。 見知らぬ他人と出会って驚くのは解る、しかし一言も助けを求めようともせず拒絶されるとは明らかにおかしい。 この少年とは初対面の筈、なのに何故自分がこれ程までに怖がられているのか? 話もしないうちから危険人物と見なされる心当たりなど全然、と思って突然気付く。 (まさか、この少年はキン肉万太郎の被害者でわーっ!?) 最初に名簿を確認した際に自分の偽者かと疑った名前。 その後は接触の機会が無く頭から消えかけていたが、この少年がその被害者だとしたら―――自分を見て怖がる説明も付く。 ひょっとしたらこの格好も万太郎にさせられたのかもしれない。 (許せん! 絶対許せんぞ万太郎めーーっ!) まだ出会ってもいない相手に激しい憤りを感じたが今は少年を助ける事が先決だ。 とにかく拘束を外す、そして自分が万太郎とは別人と理解してもらわねばならない。 その為にキン肉マンは少年へと足を踏み出した。 「私は万太郎では無いーーっ!! 安心しろ今正義超人キン肉マンが助けてやるぞーーーっ!!」 安心させ、自分が安全だとアピールする為のごく自然に口から出た台詞だった。 数多くのファンや子供達が正義超人という響きを力強く感じてくれて笑顔と声援を向けてくれる。 そして駆け寄ってくれる事がキン肉マンにとっては心からの喜びであった。 この少年もその様になってほしかった。 だが。 「ヴワーーーッッ!! ギャーーーーーッッッッ!! 嫌だぁーーーーーーーっっ!!」 正義超人、キン肉マン、その言葉を聞いた途端に少年は一層激しく暴れだしたのだ。 唯一自由になる首を激しく振り乱し肌が切れるのも構わずもがく。 まるでロックミュージシャンのヘッドバンキングだ。 涙や涎、鼻汁がその度に撒き散らされる。 半狂乱と言っていい状態にキン肉マンも思わず怯んだ。 そして。 ジョオーーーッッ…… 大股開きした股間の中心から黄金色の放物線が描かれる。 キン肉マンの足元に湯気立つ水溜りが忽ちの内に出来る。 アンモニア臭が足を止めた正義超人のブタ鼻に満ちた。 あまりの恐怖に失禁をしてしまったのだ。 排泄してまでも自分を拒もうとする少年、このまま進むのはまずいのではないか? 一度引いて少年が落ち着くのを待った方がいいのではないか? 幸い同行者が後から来るはず、彼に話してもらう事もできる。 躊躇いがキン肉マンに生じる。 (ム、ムウ、明らかに私を怖がっておるわい……しかし見捨てる事は出来ん!) 拒絶されるのは二度目だった。 キン肉マンはかってこの島で恐怖から自分に襲い掛かってきた参加者と出会い、そして止めた事があった。 その少女も非情に精神的に追い詰められており、言葉だけの説得ではとうてい落ち着いてくれなかっただろう。 無理にでも近付かなければ彼女は打ち解けてくれなかった。 なら今回も、あの時の様に手を触れて安心させてやりたい。 それがキン肉マンの出した答えだった。 小便など何の障害にもならないと一気に近付き両肩に腕を置いてニコッと笑う。 「大丈夫だ! 私はキミを傷付ける様な事はせん!」 ―――だからヴィヴィオと同じように笑ってくれ。 うまくいくと信じていた。 だが、次の瞬間に少年の身体が大きく跳ねた。 キン肉マンの笑顔が凍りついた。 ※ ※ ※ 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない 超人は嫌だ超人は嫌だ超人は嫌だ超人は嫌だ超人は嫌だ超人は嫌だ 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない 超人は嫌だ超人は嫌だ超人は嫌だ超人は嫌だ超人は嫌だ超人は嫌だ 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない 超人は嫌だ超人は嫌だ超人は嫌だ超人は嫌だ超人は嫌だ超人は嫌だ ―――特に正義超人には関わりたくない! シンジは恐怖を感じ過ぎていた。 悪魔将軍に対する恐怖だけでは無い、夏子、ハム、そしてトトロやまだ見ぬウォーズマンを始めとする超人。 いきなり襲われた目付きの悪い砂ぼうずと性器に対する拷問の恐怖。 先程の恐怖もそのままに更なる恐怖を塗り重ねられた。 そこにやって来たのが万太郎にそっくりなスグル。 みくるの事で殺されると恐怖した。 超人と聞いて更に恐怖した、悪魔将軍の探し人キン肉マンと聞いて恐怖が限界を突き抜けた。 超人に関わったら殺されるんだ超人に関わったら殺されるんだ超人に関わったら殺されるんだ 万太郎、ウォーズマン、悪魔将軍、誰にも関わりたくない関わりたくない関わりたくない 関わりたくない関わりたくない関わりたくない関わりたくない関わりたくない関わりたくない 来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな 来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな ―――助けるなんて言って近付いて本当は殺すんだ 風船も膨らませ過ぎれば破裂する。 シンジという脆弱な心の持ち主もまた同様。 心を開いていれば差し伸べられる手を取れたかもしれない。 しかしシンジはそれらを全て拒んで逃げ続けてきたのだ。 そう、最後の最後まで。 今差し伸べられようとしているキン肉マンの手。 その暖かさにシンジは気付けなかった。 殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される 殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される 殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される 殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される 殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される 殺される殺される殺される殺される殺される殺され…… 殺される殺される殺される殺…… 殺さ…… …… 嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! いつかは至る結末だったのかもしれない。 不幸だったと言うならばそれはシンジではなくキン肉マンの方だった。 殆どの事は彼とは関わりの無い所で起きたのであり、結果に対して彼に帰すべき割合などほんの僅かでしかない。 しかし、辛うじて繋がっていた糸を最後に断ち切るという役割を負わされたのだから。 ※ ※ ※ 「ギャアァァァァーーーーーーーー!!!!!!!」 少年は動けなかった筈だった。 そして一見して解る様に非力でもあった。 だからキン肉マンも、まさか少年がワイヤーの拘束を自ら外すとは予想だにしていなかった。 ―――それは何をもたらしたのか? 獣じみた絶叫と共に少年は後ろに倒れた。 そしてブクブク泡を吹き白目剥いて痙攣する。 それだけだった。 キン肉マンは慌てて駆け寄りそして気付いた。 少年の手足が濡れている? 違う、これは―――血だ。 思わず息を呑んだ。 何故動けなかった筈の少年か動いたのか、その理由を理解する。 それは皮膚ごとワイヤーから手足を抜いたから。 少年の皮がズルリと剥けてピンクの肉が露出していた。 いや、手足だけではなかった。 下腹部がやけに赤い。 それに見慣れているものが……無い!? ―――少年には性器が無かった。 キン肉マンの血の気が一気に引いた。 男性の分身とも言える器官がある筈の場所、そこからは今ただ赤い血が流れているだけで何も無い。 下にそれは落ちていた。 まるで熟した木の実の様に。 血の付いたワイヤーの輪っかも見える。 これが少年の性器にとってのギロチン。 恐怖で我を忘れる余り自ら執行してしまったのだ。 「ア゛ァァァァァァァァァァァァァァァッッ!!!!!!!!」 あまりのショックに少年から引き裂く様な悲鳴が上がる。 この小さい体の何処からと思える程の大声だった。 同時に身体が打ち上げられた魚の様にビクビクと跳ねる。 「ヴァ! ア゛ア゛ア゛アッ゛ッ゛ッ゛ッ!!!! ヴァァーーーーッッ!!!!」 「ゼ、ゼロスくん! 何とかしてくれーーーーーっ!!!」 身体が汚れる事などどうでもよかった。 必死に止血を試みながら必死で同行者に助けを求めた。 同時に気付く、少年が今尚自分から逃げようとしている事に。 ズリズリと下がろうとする少年を心の中で詫びながら押さえつけた。 (わしは間違っていたのか? やはり一度引くべきだったのか?) 自問自答しても答えなど出ない。 後ろから駆け寄ってくる足音がやけに遅く聞こえた。 「しっかりしろ、おいーーーーーーっ!!!」 ただ、助けてやりたかった。 それだけが男の望みだった。 しかし手を差し伸べた筈の少年はあくまでその手を拒絶して――― 今は悲鳴を上げる事すら止めていた。 ※ ※ ※ 「しっかりして下さいスグルさん、貴方は精一杯彼を助けようとしました。何も気に病む事は無いですよ」 「うう……グスッ、ヒック……」 少年に縋って泣きじゃくるスグルをゼロスは沈痛そうな表情で慰めていた。 その内心は外見とはまるで正反対であったのだが。 (いや~、面白い見世物でした。しかもこの染み付いた感情といったら……最高に居心地がいいですね) まるで恐怖心の塊だった少年と裏目に出た行動を泣いて後悔するスグル。 渦撒く負の感情は魔族であるゼロスに非常な愉悦をもたらしていた。 話一つ聞けなかった事は残念と言えば残念だがそれだけだ。 生かした所で役立たない弱者、何ら問題は無い。 いや、スグルが塞ぎこんでしまえばセイギノミカタが一人減ってしまう。 それはそれで見ものだが今はほどほどにしておきましょうとゼロスは思った。 「ちゃんと止血したのに……何でじゃ、何で助けられなかったんじゃ? わしの治療がまずかったんじゃろうか……」 「いいえ、私から見てもスグルさんの治療は的確でしたよ」 ぐずり続けるスグルをゼロスが励ます。 お世辞ではなく事実だった。 負傷の機会が多い超人は傷の手当てに慣れている。 スグルは少年の出血を最小限に抑えており失血が原因で死に至る筈は無かった。 最後は人工呼吸に心臓マッサージもしたのだ。 「そ、それでは何故こんな事に!?」 すっかり戸惑ったスグルの顔がゼロスに向けられる。 涙と鼻水と垂らし、今にも縋り付いて来そうな雰囲気だ。 内心いい表情ですと溢れる感情を味わいつつゼロスは答えた。 「溢れたんですよ」 「あふ……れた?」 スグルには言われた意味が解らなかった。 ぽかんとしているとゼロスが少年の顔を覗き込む。 「彼という器が恐怖心に耐えられなくなったのです。許容できる限界を超えてしまったんですよ」 僅かな時間で人の顔はここまで変わるのか――― 少年の顔は目を見開き、恐怖に引きつった表情のまま凍り付いていた。 それだけでは無い、みずみずしかった肌は皺だらけで老人の様に変わり果てた風貌となっていた。 スグルもせめて穏やかな顔にしてやろうとしたが、何をしても元に戻らなかった。 「可哀相に」 だが、魔族のゼロスにとってそれは最高の見ものであった。 「こんな所で、裸を見られて、失禁して、泡まで吹いて、挙句の果てには大事な部分まで無くしてしまって」 一言を発するたびにスグルから負の感情が湧き起こる。 それはゼロスに深い歓びと活力をもたらしていた。 「……どんなに怖かったでしょうね?」 一転して視線をスグルに向ける。 少年の死を責めていると言わんばかりに。 少なくともスグルにはそう思えた。 「わ、私はただ抱きしめてやりたいと思って……」 蒼白になって子供の様に震えるスグルをにこやかに見詰める。 つい先程の気概はもはや跡形も無かった。 屈強な身体さえ今はとても小さく感じられる。 (何度見ても絶望って本当にいいものですね~) ほどほどにしておこうと思っていたのについ楽しんでしまうゼロスだった。 それでもこれ以上は自重する気になったらしく、停滞した状況を動かしたのも彼であった。 「さて、そろそろ出てきて説明していただけませんか?」 おもむろに立ち上がると突然離れた大木に声を掛ける。 実はゼロスは当初から隠れている人物に気付いていた。 少年への対処をスグルに任せている間、ずっと罠の存在や人物の警戒を行っていたのである。 「え、他に誰かおるのか?」 ぼんやりしていたスグルもそちらに視線を向けると舌打ちと共に小柄な影が飛び出してきた。 「チッ! ばれちゃしょうがねえな~!」 現れたのはこれまた少年。 しかしその不敵な態度と目付きの悪さは死んだ少年と真逆であった。 これが砂漠の妖怪との二つ名を持つ外道、砂ぼうずと二人との出会いであった。 ※ ※ ※ 「おい! てめーらよくも人の獲物を台無しにしてくれたなーっ!」 スマイルを浮かべたゼロスと泣き顔のスグル、そんな二人の前に近付いた砂ぼうずは自己紹介もせぬままいきなり怒声を浴びせてきた。 まるで売り物を駄目にされた商売人の様な態度で二人は睨み付けられる。 小さいながら一歩も引かない態度はさすが関東大砂漠の住人と呼べるものだった。 「お、お前が少年にあんな格好させた犯人かー!!」 我に返ったスグルが叫ぶ。 だが砂ぼうずは一気に不機嫌な顔になると逆にスグルに唾を飛ばしながら詰め寄った。 「とどめを刺したのはテメーだろうが! 偉そーな口聞いてんじゃねえよブタ野郎! どう落とし前付けてくれるつもりだ? あ~?」 スグルの口にいきなり手榴弾が突っ込まれる。 指にかかったピンを抜けば数秒後には頭ごとミンチだ。 (そうだ、私が殺したんだ。私が……) それに言われた事は正しい。 どのような形であれ直接シンジの死に繋がったのはスグルなのだ、それは彼自身が何よりも解っていた。 だからこそスグルには口を塞がれてムググと呻く事しか出来なかった。 「そうでもしなきゃまともに話も出来なかったんだぜ? 仕方ねーだろ!」 その言葉でゼロスには事態の一部が理解できた。 元々非常な恐怖に襲われていた少年に同等以上の恐怖を与えるやり方だろう。 結果として恐怖の上書きは少年を追い詰めるところまで追い詰めていたという訳だ。 「へえ、つまり貴方はこの少年からある程度の情報を得ている。そういう訳ですね」 だからといって砂ぼうずを責めるつもりなどゼロスには毛頭無い。 むしろ面倒な尋問を済ませてくれて手間が省けましたと思っていた。 「話がはえーな。って事で取引といこうや。どうだ? こいつが知っていた情報をいくらで買う? 言っておくが俺にもまだ聞いてない情報があったんだぜ~、その分ペナルティとして上乗せしてもらわねえとフェアじゃねえなあ」 シンジの死体を一蹴りした砂ぼうずが指の輪っかをゼロスに見せつける。 その態度にスグルが震えるが打ちひしがれている彼は何も出来なかった。 「確かに非はこちらにあると言っていいですね。では提供分にそれなりの色を付けましょう、もちろん価値の有る情報という前提ですよ?」 やれやれと両手を広げるジェスチャーしたゼロスが条件を承諾する。 それを聞いて砂ぼうずはニヤッと口元を歪めた。 「物分りがいい兄ちゃんは嫌いじゃないぜ~。じゃあ向こうで話そーや、ここはこのタマ無し野郎が漏らした小便が臭くて仕方ねーからよ」 パタパタと扇ぐ様をしながら砂ぼうずが離れた場所を目で示す。 ゼロスが頷くとスグルの口から手榴弾を引き抜いて二人して向こうに行ってしまう。 スグルはただシンジの傍でぼんやりしているだけだった。 ※ ※ ※ 「あ、それとあの金髪の女性の首輪を取ったのは貴方ですね? ならこちらは首輪については代価無しで頂けないでしょうかね?」 「お~い、舐めてんのか兄ちゃん? あのガキは元々俺が捕まえたんだぜ? 髪の毛一本たりともタダでやる事は出来ねーよ」 せめて墓を作ってやろうと穴を掘り始めたスグルの耳に自然と話し声が聞こえてくる。 聞き耳を立てる気にも、どんな情報が交わされているのか考える気にもなれなかった。 (何言ってんだろ、あの人たち……) ただ一つ解ったのは、あの二人に死んだ少年を悼む気持ちなんてこれっぽっちも無さそうな事だった。 見ていると不快感が込み上げそうになり思わずスグルは顔を背けてしまう。 そして土くれに塗れた腕でそっと少年を撫でてやる。 丸出しだった下半身にはズボンを履かせて出来る限り綺麗にしてやった。 性器も拾ってあるべき場所に戻しておいた。 フェイスフラッシュが使えない為くっ付けられないのが残念だったが。 今のスグルにはそれが精一杯だった。 スグルが穴掘りを再開するとまた言い合う声が聞こえてきた。 しかし二人共こちらには殆ど目もくれようとしない。 あのバンダナを巻いた少年がどのような人間なのか、スグルにはひしひしと感じられた。 そしてゼロス。 少し前、名も知らない女性を埋葬した時は他人を思いやる心を持っていると信じて一時の心を恥じた。 なのに、今スマイルで少年と話している彼の事が―――何故かとても遠くに感じられた。 【碇シンジ@新世紀エヴァンゲリオン 死亡確認】 【残り32人】 【E-4 森林地帯/一日目・夕方】 【キン肉スグル@キン肉マン】 【状態】脇腹に小程度の傷(処置済み) 、強い罪悪感と精神的ショック、 【持ち物】ディパック(支給品一式)×4、タリスマン@スレイヤーズREVOLUTION、 ホリィの短剣@モンスターファーム~円盤石の秘密~、金属バット@現実、100円玉@現実、不明支給品0~1 【思考】 0:少年が死んだのは私のせいだ、私が悪いんだ…… 1:シンジを埋葬してやる。 2:ゼロスと協力する。 3:学校へ行って朝倉とヴィヴィオと合流する。 4:ウォーズマンと再会したい 5:キン肉万太郎を探し出してとっちめる。 6:一般人を守り、悪魔将軍を倒す。 ※砂ぼうずの名前をまだ知りません。 【ゼロス@スレイヤーズREVOLUTION】 【状態】絶好調 【持ち物】デイパック(支給品一式(地図一枚紛失))×2、不明支給品1~4 草壁タツオの原稿@となりのトトロ、First Good-Byeの楽譜@涼宮ハルヒの憂鬱 【思考】 0:首輪を手に入れ解析するとともに、解除に役立つ人材を探す 1:砂ぼうずから情報を得る。 2:朝倉と合流する。可能ならヴィヴィオとも。 3:ゲンキとヴィヴィオとスグルの力に興味。 4:ヴィヴィオの力の詳細を知りたい。 5:セイギノミカタを増やす。 【備考】 ※簡単な漢字を少しずつ覚えていっています ※ウォーズマンの名前と容姿を覚えました。 ※草壁タツオの原稿の内容は草壁家とトトロの交流が書かれている『となりのトトロ』という作品でした。 【水野灌太(砂ぼうず)@砂ぼうず】 【状態】ダメージ(中) 【持ち物】オカリナ@となりのトトロ、手榴弾×1、朝倉涼子・草壁メイ・ギュオーの髪の毛 ディパック×2、基本セット×4、レストランの飲食物いろいろ、手書きの契約書、フェイトの首輪、 ksknetキーワード入りCD、輸血パック@現実×3、護身用トウガラシスプレー@現実 【思考】 0、ゼロスとキン肉マンにシンジの首輪と情報を出来るだけ高く売りつける。 1、何がなんでも生き残る。脱出・優勝と方法は問わない。 2、首輪を外すにはA.T.フィールドとLCLが鍵と推測。主催者に抗うなら、その情報を優先して手に入れたい。 3、遊園地が怪しいので一応行ってみるが、長居はしない。『パソコン』があると良いな。 4、支給品『CD』を『パソコン』に入れれば、『ksknet』のキーワードを知れば、『ksknet』で『何か』が得られる? 5、その後は北の市街地に向かい、ボインちゃんを雨蜘蛛から守る。一応ホテルには向かう。 6、ノーヴェを探す。そして……いっひっひっひ。 7、蛇野郎(ナーガ)は準備を万全にしてから絶対に殺す。 8、首輪を分析したい。また、分析できる協力者が欲しい。 9、関東大砂漠に帰る場合は、小泉太湖と川口夏子の口封じ。あと雨蜘蛛も? 【備考】 ※セインから次元世界のことを聞きましたが、あまり理解していません。 ※フェイトの首輪の内側に、小さなヒビが入っているのを発見しました。(ヒビの原因はフェイトと悪魔将軍の戦闘←灌太は知りません) ※分解したワイヤーウィンチはシンジを縛るのに使っています。 ※シンジの地図の裏面には「18時にB-06の公民館で待ち合わせ、無理の場合B-07のデパートへ」と走り書きされています。 時系列順で読む Back 学校を出よう! Next 贖罪 投下順で読む Back 巨人と、小人 Next Another Age もしもふたり逢えたことに意味があるなら ゼロス 贖罪 キン肉スグル 水野灌太(砂ぼうず) 碇シンジ GAME OVER
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/32513.html
登録日:2015/07/11 Sat 03 00 59 更新日:2024/09/05 Thu 01 03 19NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 MAXマン アリゲーター エリマキトカゲ カメレオン キン肉マン コモドドラゴン コンゴ スニなんたら スニゲーター スニーカー ツンデレ ティラノサウルス ティラノサウルスの足 トカゲ トレーナー ワニ ワニガメ ワニ地獄 亀 二又一成 再生 再生能力 噛み付き 地獄の鬼教官 変身 変身超人 子持ち 師匠 恐竜 悪魔六騎士 悪魔超人 教官 涙 爬虫類 脱皮 脱皮超人 蛇 超人 靴 鬼教官 ケケケ―― オレの体は進化を自由にあやつり 身体の皮をはがすことによって、あらゆるはちゅう類に姿を変化させていく 脱皮超人だーっ!! スニゲーターとは漫画『キン肉マン』のキャラクター。 悪魔六騎士の一人であり、地獄めぐりNo1・ワニ地獄を担当している。口癖は「ケケケー」 例によって読者投稿超人だが、頭部と腹部に靴紐の意匠があり、スニーカーを履いて二足歩行するワニと言う常軌を逸したデザインをしている。 名前もスニーカーとアリゲーターの複合であるが、それでも無駄なくまとまっており、ダサさや違和感を感じさせない。 同じ変身能力を持つサンシャインをライバル視しているのか、彼曰く、 「アイツとは一度、冗談で変身出来る数を競いあったことがある。数の多さでは負けてしまったが、変身のクオリティーの高さではオレ様の勝ちということで、引き分けに終わったがな(笑)」とのこと。物理的に形を変えるだけのサンシャインと違う生物レベルで変身をするスニゲーターの質の高低差をどのように判定するのだろうか…? 悪魔六騎士の中ではジャンクマン共々キャラソンが出ておらず、どうにも不憫。 脱皮をすることで、スニーカーを履いてたり靴紐のあるあらゆる爬虫類に変身し、それらの能力を多少の拡大解釈も込みで使って戦えるのが最大の特徴。 もちろん変身能力頼りではなく、ワニらしい噛み付きや、トカゲのような自己再生能力も備えているテクニシャン。様々な姿で翻弄しながら相手の反応を分析していき、戦況次第では後述のように確実に相手を葬るため道連れ戦略を取るなど、合理的な策略家としての一面も併せ持つ。 その正体は巨大なスニーカーに封印されたティラノサウルスの足の化身である。 7人の悪魔超人らの教官も務めており、地獄の鬼教官の肩書きに恥じない厳しい特訓を課していた。 高い実力を持ち、訓練でも手のかからない優等生の2人バッファローマンとブラックホールには一目置いているが、 手間がかかったと語るステカセキングとスプリングマンに対してはクズ鉄だのオモチャだのと言いたい放題。 それでもスプリングマンの強化特訓に付き合ったり、自信を喪失したステカセキングに「変身超人としての逸材」と発破をかけ、巧みに飴と鞭を織り交ぜながら彼の問題点を懇切丁寧に解説。その改善方法をわかりやすく指導する(*1)など、例えどれだけ出来が悪かろうと教え子は決して見捨てない。 自らの敗北を予期し、キン肉マンの超人強度を奪っていくなど、悪魔超人の中でも仲間意識が非常に強いのが最大の特徴である。 完璧超人始祖編でそういった一面が掘り下げられて以降は彼に対する人格面の再評価が進んでおり、その影響なのか2021年に行われた超人総選挙ではなんとサンシャイン(25位)を上回る23位に躍り出ている。 そして次の2024年の総選挙では直近に変身講座が読み切りとして掲載された補正もあり、なんと20位の大出世。これより上の悪魔超人は聖域の血盟軍や将軍様くらいしかいないので立ち位置とキャラを思えばかなりの健闘である。そして直近の21位には同じく読み切りで評判を上げた不肖の弟子ーーステカセキングがランクインし隣同士でフィニッシュするという微笑ましい結果となった。 頭脳的で変幻自在の戦いで多くの敵を戦慄させるのみならず、その厳しくも愛のある指導者ぶりは悪魔超人の仲間や読者をも魅了してやまない。 プロフィール 所属:悪魔超人軍 種別:悪魔超人(悪魔六騎士) 出身:コンゴ共和国 身長:自在に変化 体重:自在に変化 超人強度:4000万パワー 400万パワー 年齢:不明 タイトル:アフリカ最強超人リーグ争覇戦優勝('81) CV:二又一成(*2) 戦績 vsキン肉マン●(フロントスープレックス(*3)) vsガンマン●(エルクホルン・テンペスト) 『キン肉マン』での活躍 黄金のマスク編 悪魔六騎士が黄金のマスクを使い、正義超人たちの超人強度を奪っていく。 そして銀のマスクの効果により唯一戦えるキン肉マンは最初の地獄にワニ地獄を選び、日本武道館にて戦いとなった。 最初は黄金のマスクを使ったプロジェクターにより、様々な物体を爬虫類に変化させていくワニ地獄を見せる。 更に地獄の宇宙遊泳からのウルトラCでキン肉マンを流血させ、乱入してきたミートにキレて蹴り飛ばすが、 そのせいで彼がリングから出たことにより、黄金のマスクをプロジェクターに利用して幻覚を見せていたのがバレてしまう。 直後、空中に飛ばしたキン肉マンに食らいつこうとリングで待ち構えるが、ミートの閃きは既にキン肉マンの耳に入っていた。 そして両顎の先端を持たれての口裂けキン肉バスターでの流血がプロジェクターにかかり、ワニ地獄は消滅。 両顎を裂かれた内部から目をギラつかせたスニゲーターは、ここから怒涛の変身殺法を見せていく。 カメ変身してボディプレスからのビンタで攻めるが、肉のカーテンで防がれアリキックで転ばされる。 これをヘビになって脱出し、トカゲの中でも最もおそろしいエリマキ・トカゲとなってエリマキでキン肉マンを引き裂いていく。 しかし死角である背後をとられ、エリマキを引きちぎられてしまった。隙を突いてカメレオンに変身して保護色で隠れるも、キン肉マンの「自らの血を周囲に噴射する」という奇策により一瞬で居場所がバレてしまう。 次々と変身が破られたスニゲーターは命乞いをして巨大スニーカーとなり、「まな板の上の鯉ならぬリング上のスニーカー」として靴紐を解かれていく。 ……だが、それはスニゲーターの罠だった。 地獄の封印が解除されたことにより、正体である爬虫類の王様・ティラノサウルスの足に姿を変えての攻撃でキン肉マンをリング外の壁に打ち付ける。 更にデコピンにしか見えない蹴りの連打を浴びせ、プロジェクターを使ってのワニ地獄返しも無効化。指をもぎ取られた傍から生やす驚異的な回復力を見せる。 それを見かねた銀のマスクが実体は身体の内側にあると助言し、ベアハッグにより正体が現れてしまったところをフロントスープレックスでトドメを刺される。 この時、本体の口から吐いた液体がスクリーンを通して生命維持装置を回復させた。 くだらんことはやめろ それより目前におそろしいことがおこっているのに気づかんのか ケケケ…悪魔はひとりでは死なない かならず道連れをともなう……!! こうしてスニゲーターは敗れたが、彼が持っていたマスクはただの偽物。 ミートがそれに憤っている最中、上部にある台詞を残して息絶える。そして、その直後にキン肉マンも死んでしまった。 正確に言うと、ミート達がマスクの真偽を確認している最中にキン肉マンは既に死んでいたのである。 「途中から勝てないと判断してから超人強度を奪う戦法に切り替えた」とミートは察しており、死してなお悪魔騎士として格の違いを見せつけた。 敗北こそしたがあのバッファローマンすら成しえなかった「火事場のクソ力を発動させたキン肉マンを単独で死に至らしめた」という実績は凄まじく、同じくキン肉マンの殺害に成功したミキサー大帝がミスター・VTRと邪悪五神の力を利用したことを考えると、スニゲーターによる道連れは紛れもない快挙である。 しかし、その直後にウルフマンの尊い犠牲によりキン肉マンは復活し、としまえんの宇宙地獄に向かう。 そしてプラネットマン戦の後に「キン肉マンが弱小地獄ばかり選ぶから」と言う理由で、ウォーズマンの体内に他の騎士が入る辺り、当時の扱いは割と不憫。 後に、正義超人軍が五重のリングでの激闘を終えた際に悪魔将軍の手によって蘇る。 この時は正体であるティラノサウルスの足の姿をしており、ボディの強靭さを担当していた。 黄金のマスクが正義に傾きつつある中で、他の悪魔騎士と登場した際はなぜか異様なまでに描かれていない。 夢の超人タッグ編 マッスルブラザーズVSはぐれ悪魔超人コンビの対戦で、アシュラマンの呪いのキャンバスにより他の悪魔超人と悪霊として登場。 何故かエリマキ・トカゲの姿をしている。 キン肉星王位争奪戦編 超人墓場から脱走し、ジ・オメガマンにハントされて背中の巨大指から登場。Ω血煙牙でキン肉マンチームを苦しめる。 サンシャインやスクリュー・キッド、ネプチューン・キングよりずっと噛みつき攻撃のイメージが強いので違和感が少ない。 完璧・無量大数軍編 そこのオモチャみてェな風体二人、たるんでるぞ――っ 大体オメーラみてぇなクズ鉄どもが悪魔超人になろうなんてことが間違いなんだ 序盤から悪魔将軍やアシュラマン、サンシャインが登場し、悪魔六騎士の参戦を早くも匂わせていた。 そしてスニゲーターはディアボロスVSジョン・ドウズの回想シーンにて、そこそこ早い登場を見せる。 トゲの生えた床の上で腕立て伏せをする7人の悪魔超人を指導しており、ダウンしたステカセキングとスプリングマンを罵倒しながら愛のムチを食らわせる。 また、スプリングマンが螺旋壊体絞りをターボメンにかける際の回想では、展性や強度を強化させるような特訓を行い、見事スプリングナイフを身に付けさせていた。 完璧超人始祖編 悪魔将軍が超人墓場を制圧した後に、他の悪魔騎士と共に超人墓場に進入。奥部から次元の壁を越え、ピサの斜塔前のドゥオモ広場に出る。 そこで対面したのは完璧超人始祖の1人、みんな大好きガンマン。 人の話を聞かずに騒ぎ立てる姿には流石に戸惑っていたが、将軍の名誉にかけて試合に挑む。 自分たちの基準だけで世界が回っているという その高慢チキな独善ぶり、まさにオレたちの気に食わねぇ完璧超人の態度そのものだ それでこそ悪魔超人としては殺りがいがあるってもんだぜ~~っ 噛みつきの連打で攻めたてるが、筋肉の動きや息遣いを読み取って未来を見通すガンマンの真眼には避けられていく。 そして真眼を狙って「クロコダイルテイル」で攻撃するもエルクホルンに阻まれ、「エルクホルン・シザース」から「完璧・漆式奥義エルクホルン・コンプレッサー」を受けてしまう。 だが、その時スニゲーターは既に抜け殻。真眼で読まれるのを防ぐために、変身殺法で猛攻をかけていく。 カメの中でも獰猛なカミツキガメでサマーソルトキック、タートル・キル・シェル、噛みつきと攻めるも、柔らかい腹へのパンチ連打でダウンしたところを甲羅ごと踏み抜かれる。 その瞬間に大蛇に変身し、ガンマンを締め上げるも極まっていない左手に掴まれてしまって抜けられる。 なお、観客は首を絞めていると発言しているが、どう見ても左足と腹と右腕しか締めていない。 そして噛まれた相手を敗血症にするコモドドラゴンに変身するが、噛みつく前に口内へのパンチで牙を砕かれる。 そこからデスバレーボムを受け、ガンマンからは変身を本来の己の弱さを証明すると言う理由で否定されてしまった。 この時にあの迷言である「私は変身などしなーい!」が飛び出している。 変身を最大の特徴とし、かつガンマンが言う下衆の極みである戦法に誇りを持って飛びかかるも、首が文字通りズレる威力のチョップを受け、更に真眼によって正体を暴かれ元の姿に戻ってしまう。 観客たちに真眼を使っている隙を突いて再び変身しようとするも、やはり真眼で中断させられ、追撃のラッシュを受けてしまう。一発は受け止めて蹴りを繰り出すもまるで効かず、逆に将軍並の蹴りをカウンターとして食らわされる。 それでも「弟子は師匠を超えるのが務め」だと奮起、脱皮してから通常のスニゲーターとなり、抜け殻で真眼を塞いで足を締め上げる奇策に入るが、 反撃として「ビバインドエルクホルン・シザース」をモロに受けてしまい、ダウン。 鳥取砂丘での激闘を終えた三属性超人が集って会話を終えた後に、なんとか意識を取り戻す。 すると、モニター越しにバッファローマンが持つスプリングマンの亡骸を見て驚愕。(*4) 直後に散々罵倒してきたステカセキングの安否を確かめるが、バッファローマンの口から7人の弟子達の中で生き残ったのは彼とブラックホールの2人のみという残酷な真実を伝えられ、愕然とする。 教え子たるもの、師匠を越えてこそ一人前。 なのにこれじゃ、あいつら半人前じゃねぇか… その両目に涙を湛えながら、地獄の鬼教官スニゲーターは本作でのキーとなる事象――火事場のクソ力の様なオーラを見せて復活。 そんなんじゃ、まだまだやつらを育てたこの地獄の鬼教官が くたばるわけには…いかねぇだろうが~~~っ 自ら両顎に手をかけて引き裂いていき、巨大スニーカーに変身してガンマンの真眼を蹴り飛ばす。 その隙を突いて「地獄の封印」を自力で解除、真の姿であるティラノサウルスの足となってガンマンをピサの斜塔に叩きつけ、「ダイナソーフットネイル・クロー」で締め上げていく。 だが、筋肉の盛り上がりで無理矢理抜けられてしまい、それどころか「"本顔"あぶり出し固め」で全ての指を締め上げられる。 全ての指先から顔が現れ、少しでもガンマンを幻惑させようとするも、愛弟子の死を知って涙が止まらない右端の指が本体だとすぐに気付かれてしまう。 そして本顔をコーナーポストに叩きつけられ、爪がへし折れるダメージを負う。 背後からガンマンに攻撃を仕掛けるものの、「完璧・漆式奥義エルクホルン・テンペスト」で全身をバラバラにされ、再生するもすぐに蹴り飛ばされて敗北が決まった。 試合後、既に虫の息ながらもスクリーン越しに語り掛けるキン肉マンに気付き、完璧超人始祖には将軍と同等の実力があることを漏らす。 優等生の2人が割り込むと、彼らが生き残ったことに納得し、特に手間のかかった2人の弟子の死にはあきれるが、最期の頼み・最後の課題として、完璧超人始祖を倒して自分を越えた証明を求める。 そして息を引き取り、サインを送る2人の悪魔超人の目からは涙が現れた。ただし、目がないブラックホールを除く。 その後、各陣営の生き残りが国際競技場に現れ、サイフォンリングで完璧超人始祖との対決を行う。 ブラックホールは2連戦の疲労とザ・ニンジャを病院に運ぶために参加していないが、バッファローマンはガンマンと対決を行う。 詳細はガンマンの項目を参照。 『キン肉マンⅡ世』での活躍 d・M・p編 新世代悪行超人(キン肉マンⅡ世)の血の気の多い三人組の一人、MAXマンと万太郎が対戦。 MAXマンは何故かセコンドのミートくんに怒りを見せ、そのたびに恐怖を感じさせられる。 オースイ・スープレックスを決めた後、ミートの問いかけによりスニゲーターの孫だとMAXマン自ら暴露した。 実は28年前、キン肉マン戦のリングサイドにはスニゲーターJr.がいた。父の死を見て悔しがるも、身体が小さい上に病弱で復讐心がくすぶるばかり。 息子MAXマンが生まれてすぐにd・M・pのアジトに向かい悪行超人入りさせ、父スニゲーターが生前に変身の極意を書き記した本「transform method」を参考に教育する(*5)。 100以上の変身が可能だった父の敗因を、Jr.は「種類の多さ故にひとつひとつの完成度は低かった」ことだと判断し、MAXマンにスニーカー1本に絞った変身術を叩き込む。 そして万太郎を苦しめるものの、心までスニーカーになっていたために汚れを嫌い、ウンコが付着した精神ダメージもあって敗北する。 なお、ミートからは「まさか恐竜の足の化身であるスニゲーターが子孫を残していたなんて…」と、見ようによっては大変失礼なことを思われていた。 ディープオブマッスルなどで明らかになった「transform method」の内容と明らかに異なる指導方法にJr.が行き着いてしまった事にはよくツッコミが入るがMAXマンは爬虫類そのものな体をしていないため、爬虫類よりこちらへの変身が向いていたのかもしれない(病弱でリングに上がれず試合勘などが無いスニゲーターJr.が父の敗因を強引に結論付けた可能性も考えられる)。 なお柳田理科雄氏によれば、本当にスニーカーへの変身がメリットになるとしたら、MAXマンは 全身の内で股間が最も堅い超人 と考えられるとのこと。 小説『伝説超人全滅』ではスニゲーター本人が復活し、爬虫類だけではなく正義超人への変身も披露し、伝説超人の暗殺と新世代超人の仲間割れを引き起こした。 スグルの最期のフェイスフラッシュを頭脳に浴びた万太郎にトリックを見破られて新世代超人に粉砕された後は、その血肉の持つ再生能力の拡大解釈によって伝説超人達は蘇生する。 スニゲーターJr.だけでなく娘もいたらしいことがエピローグで明らかになった。 アニメ版での活躍(?) 「た、た、助けてくれ~~~っ!!」 「ザ・サイコー超人の挑戦編」にて回想のみだが登場している。 サイコー超人軍団四天王のカレイヤスと戦うも、カレイヤスの変身能力を恐れて1分で試合放棄をしていた模様。事実なら情けなさ過ぎですよ教官殿 なおキン肉マンはカレイヤスとの試合中に「スニゲーターという凄い変身超人も、2時間32分の激闘の末に敗れ去ったのだ」とかつての強敵を認めているような発言をしており、上記のエピソードが明かされた際も普段のビビリ癖を出すどころか「じゃあ今度はお前が1分で逃げ出す番だぜ!」と啖呵を切っていた。 (好意的に見れば後の自著での格言やステカセへの教育方針が経験則に基づくものであれば教官どのも弱き己を脱ぎ捨て"変身”するプロセスを経ている可能性は高いので、己の無力を噛み締め強さを求めた駆け出しの弱小時代だった…みたいな解釈もできなくはない…多分) 超人強度について 実はスニゲーターの超人強度には現在でも語り継がれる偉大なネタがある。 なんと当時の公式設定コミックで明かされたその数値は、超人強度4000万パワー。 同僚のザ・ニンジャが360万、プラネットマンが500万、ジャンクマンが600万、サンシャインが700万、アシュラマンが1000万なのに対して、 スニゲーターは最初の1人目ながら4000万設定。自身が仕えている悪魔将軍ですら1500万パワーなのに、約2.6倍以上もある圧倒的なパワー。 次シリーズのボス格であるネプチューンマンが2800万パワー。自身が敗北したガンマンも3800万パワーなのだからこの数値の凄さが理解できるだろう。 そしてこの4000万はファンの間で話題となり、様々な説が提唱された。 「400万の誤植」「それぞれの形態の超人強度の合計」「4000万は超人強度の最大限度で、3600万を使ってキン肉マンの超人強度を奪った」「バッファローマンと同じく、知らないだけで4000万もある」「火事場のクソ力を発動した数値」などなど(*6)。 この圧倒的な個性により、スニゲーターはレオパルドンなどには及ばないものの、カルト的な人気を集めていた。 そして本編に再登場した際には、弟子達に対する人情味溢れる一面を見せてファンの感動を呼んでいる。なんとも世渡り上手な超人である。 戦績 ×キン肉マン(フロントスープレックス) ×カレイヤス(試合放棄) ×ガンマン(完璧・漆式奥義エルクホルン・テンペスト) 悪魔六騎士の先鋒と言うポストのせいか、相手が悪かったのか、現状は3戦全敗という割と悲惨な戦績。 ただし面子は主人公のキン肉マン、そのキン肉マンと互角に戦うカレイヤス、悪魔将軍と同格のガンマンといずれも強キャラ相手なので、作品的には仕方ない面もある。 特に「多彩な変身術で相手を翻弄しつつ分析する戦法」を得意とするスニゲーターにとって、あらゆる攻撃の予兆を見抜かれ変身能力すら無効化される上に、苛烈でありながら完璧超人の理念に誠実なファイトスタイルを極めているガンマンは相性最悪の対戦相手であり、真の姿を解放してなお地力で押し負けて完敗。 他の悪魔六騎士と完璧超人始祖の戦いを見てみれば、正義超人たちの激励と顔写しによる相手の身体能力をコピーした上での根競べに持ち込んだザ・ニンジャ。精神的な動揺を誘って相手と同じ材質の武器を奪うという手段に頼ったサンシャイン。密閉された空間や相手の性質と自分の特性など、全ての状況をフル活用してようやく活路を開いたジャンクマン。勝ち試合とはいえ、いずれも紙一重の戦いが多い。 敗北した3人の絶望的な実力差はプラネットマンとサイコマン、アシュラマンとジャスティスマン(の序盤)でも描写されており、 六騎士が仕えている悪魔将軍もかつて所属していた完璧超人始祖は、まさしく悪魔将軍と同格のメンバーが揃っていると読者に感じさせた。 得意技 変身技 スニゲーターを代表する変身。 脱皮して爬虫類の姿となり、様々な戦法で敵を幻惑する。 カメ ウミガメ。ボディプレスやひれを使ってのビンタなどでの攻めが可能。 腹は柔らかいだろうし、背中を下にしてダウンしたら起き上がれそうにない。足も遅そうである。 また、額の靴紐がない。 ワニガメ 亀の中でも一番獰猛と呼ばれている。通称カミツキガメ。 背中での体当たり「タートル・キル・シェル」や、名前通りの噛みつき、身軽な事にサマーソルトキックもできる。 が、やはり腹は柔らかい。 ヘビ アナコンダ。作中では脱出の手段として使い、キン肉マンに掴まれてすぐに別の変身をしている。 ヘビ系の生き物はスニーカーを履いていないが、額には靴紐がある。 大蛇 ガンマンに絡みつくも力づくで外された。 エリマキ・トカゲ トカゲも中でも最もおそろしいエリマキ・トカゲ。 自慢のエリマキを回転させて空を飛び、すごい攻撃こと「エリマキカッター」を仕掛ける。ゆではエリマキ・トカゲをなんだと思っているんだ。 アニメでは回転により相手を引き寄せて引き裂く「地獄のエリマキ逆扇風機」も使っている。 背面が死角になっているのが弱点。 最近になってジャンプの別の漫画に後継者が現れた。エリマキ・トカゲとはこういう生き物だ! カメレオン 保護色により隠れる。アニメでは「スニゲーター姿隠しマジック」と言う名がついている。 キン肉マン相手に使うが、血を振り撒かれてすぐに居場所がバレた。 そもそも、流血試合を得意とするスニゲーターとは致命的に相性が悪いのではないだろうか。 コモドドラゴン キン肉マンVSカレクック戦などに出ている名脇役のオッサン曰く、「大型の哺乳類をも食っちまう世界一獰猛なトカゲ」。 「グチョグチョ」「ギャギョ~ッ」など鳴き声が特徴的。 更にその牙に噛みつかれれば、猛毒により敗血症を起こして死ぬ。尻尾ではたく攻撃も使える。 ただしガンマンには噛みつく前にパンチを受けて牙が砕けており、毒も筋肉に阻まれて効かなかったと思われる。 地獄の封印 「ティラノ・ハンド」という別名称もある奥の手にして最終兵器。手なのか足なのかどっちなんだ 封印状態ではスニゲーターをモチーフにした巨大なスニーカーであり、このまま相手を蹴り飛ばすことも可能。 靴紐が相手か自分によって解かれると地獄の封印が解除され、真の姿であるティラノサウルスの足が登場する。 相手を正面からねじ伏せる恐竜の圧倒的なパワー、指を千切られても即座に生えてくる強靭な自己再生能力に加えて、 その内側に潜む本体にダメージを与えなければ倒せないという悪魔らしい防御面も備えている。 弱点としては絞め技などで痛めつけられると本体が隠れている指の腹に顔が現れるため、相手に見極められると大きなダメージへと繋がる点。 また倒れた時に吐いた液体は生命維持装置を修復したため、スニゲーターの体液にはなんらかの治癒作用が働いているものと思われる。 スニゲーター自身に勝ち星こそないが、かっこいい名前に加えて、巨大スニーカーからティラノサウルスの足が出て来るゆでらしさ。 この2点により、割と人気のある技である。 ダイナソーフットネイル・クロー ティラノサウルスの足で相手を締め上げながら、四本の爪を体に食い込ませる技。 ガンマン戦で初披露したが、筋肉の盛り上がりにより無効化されている。 その他の技 噛みつき アリゲーターの超人とだけあって、その噛みつきの威力はすさまじいものがある。 3本のロープを一回で全て切断し、キン肉マンの身体のあちこちを食いちぎっていた。 地獄の宇宙遊泳 強烈なスニーカーキックで相手を空中に蹴り飛ばし、落ちて来た相手に噛みついたり、 空中の相手の身体を三箇所食いちぎる「ウルトラC」で追撃する。 キン肉マンを随分苦しめていた。 ワニ地獄 天井に取り付けた黄金のマスクの偽物のプロジェクターにより、照明に照らされた物体を爬虫類に変化させる。 アリーナ席のパイプ椅子をワニに、紙吹雪を小さなトカゲに、食いちぎったロープをヘビにしていた。 ただしあくまで小手調べの意味合いが強く、本命の変身能力とは比べものにならない程度の幻覚である。 クロコダイルテイル 身体を丸めて回転し、勢いを付けてから真っ直ぐに伸びた尻尾の先端で相手を突く。 ガンマン戦ではエルクホルン・シザースの前に阻まれるも、正確に真眼を狙っていた。 ケケケ―― オレの体は項目を自由にあやつり 身体の皮をはがすことによって、良項目に項目を変化させていく 脱皮wiki籠りだーっ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 記事作成お疲れ様です、ガンマンはレベル10対レベル40くらいの完敗だったな、あれはさすがに同情した -- 名無しさん (2015-07-11 05 02 29) 去年出たファンブックの「超人閻魔帳」で超人強度が400万パワーになってたから4000万パワーはやっぱり誤植なんだったんだろうな。 -- 名無しさん (2015-07-11 08 09 34) Ⅱ世の小説版でもこいつが黒幕だったな(キン肉マンとしても純粋な小説としてもクソつまんなかったが)。融通が利きやすいんだろう -- 名無しさん (2015-07-11 13 23 02) 『地獄の封印』は悪魔が本性を顕して襲いかかってくるおどろおどろしさと格ゲーの当て身系超必殺技っぽい発動条件がツボにはまってかなり好きw -- 名無しさん (2015-07-11 13 24 50) この誤植ってどこで出たんだっけ? -- 名無しさん (2015-07-11 14 01 28) 毒を吐くコブラのリンガルスとかに変身していれば強かったかもな、蛇変身 -- 名無しさん (2015-07-11 15 24 50) ↑2 手持ちの文庫版コミックスの超人図鑑だと既に4000万パワー表記だったな -- 名無しさん (2015-07-11 18 07 12) ところで、レックス・キングはコイツの血を引いてはいないんだろうか? -- 名無しさん (2015-07-11 21 46 07) なんだかんだで初代では結構印象に残ってる敵だし、ガンマンの強さを際立たせるには良い人選だったのかもしれない -- 名無しさん (2015-07-11 22 02 36) 何だかんだでスグルを追い詰め(助言なかったらきつかったかも)、一度は殺したからな。 -- 名無しさん (2015-07-12 06 37 05) 愛弟子達の仇であるターボメンと戦ったら勝てるだろうか? -- 名無しさん (2015-07-12 07 26 51) ターボメンは無量の中でもかなり上位に来ると思うからな・・・エネルギーの過剰供給を防ぐために得意の打撃でゆさぶりをかけて・・・って攻略法ならあるいはw -- 名無しさん (2015-07-12 13 18 46) ターボメンはバネと牛二人相手にしても互角の立ち回りなんだからスニゲが相手にするにはキツすぎるだろ -- 名無しさん (2015-07-12 13 29 15) ターボメン強者説 -- 名無しさん (2015-07-13 15 11 59) ↑いかんせん組んだ相手がアレだったし -- 名無しさん (2015-07-13 19 57 02) ターボメンはピークア・ブー、ポーラマンと並んで無量大数軍の中でもずば抜けた強さだと思う -- 名無しさん (2015-07-13 19 59 06) バネさんを「小僧」呼びしてたこと、恐竜の足の化身ってことを考えるともしかしたら相当な高齢超人かもな -- 名無しさん (2015-09-21 07 37 26) ターボは教官と相性悪そう、体の一部が自壊しても再生できるし、変身リジェネ持ちの耐久型の教官なら普通に勝ちそう。 後この人がワンチャンある始祖は、意外とアビスマン様辺りだと思う。 変身によるバフの重ねがけ+リジェネ能力をアビスマン様だと解除出来ないし、前面から背後を攻撃可能な奥義有り、下等の力を信じたいってノリに持ち込んで奈落斬首刑耐えきったじょうたいで火事場発動出来ればの話だけど。 -- 名無しさん (2016-04-09 23 06 17) 投稿ハガキの段階ではワニではなく蛇だったと聞いたが、たしかに顔の横のあれがコブラっぽくもある -- 名無しさん (2016-04-25 21 27 32) キン肉マンの火事場のクソ力吸収しきったからターボメンいけんじゃね? -- 名無しさん (2016-04-26 16 10 11) 始祖だったら勝てるのはカラスかも 攻撃受けながらカウンターみたいな感じで -- 名無しさん (2016-08-26 22 42 31) スニゲーター教官が弱いんじゃない、ガンマンが出鱈目に強かっただけなのだ…… -- 名無しさん (2016-10-16 10 47 29) この名前のようなものを『かばん語』という。ワニで皮だけに。靴だけど。 -- 名無しさん (2016-11-02 14 00 06) カレイヤスはサイコー超人四天王の中で1番強そうだったから仕方無いよな -- 名無しさん (2016-11-10 11 51 56) 他の四天王は大乱戦の末に終わったよな -- 名無しさん (2017-01-17 14 31 07) スニゲーターは教官でアシュラマンとサンシャインはリーダー格だけど他の騎士達の役割は何なんだろ -- 名無しさん (2017-06-03 17 15 06) ↑ニンジャは偵察とか情報収集担当って聞いた覚えがある。ジャンクは分からんけど、惑星はサンシャインによれば下っ端らしいから雑用じゃね? -- 名無しさん (2017-06-22 22 58 53) 教官殿の超人強度ってやっぱり誤植だったのね。 -- 名無しさん (2017-06-22 23 02 53) ↑2見た目的に1番壮大な惑星が下っ端なんだな -- 名無しさん (2017-09-27 12 47 07) 4000歳のバネを小僧扱いする男 -- 名無しさん (2017-11-05 09 36 31) ↑マンモスマンが普通のマンモスと同じ時代に生きていたようにスニゲーターもリアル恐竜世代だとすればおかしくはない -- 名無しさん (2017-11-05 09 42 40) 足跡の化石が化身したとかじゃなくティラノの足そのものが超人化したのか…… -- 名無しさん (2017-11-05 12 27 01) ↑2一匹の恐竜が宇宙から落ちて来たスニーカーを食い変異した種族だったりして -- 名無しさん (2018-01-08 10 03 47) 六騎士時代から子供が居たんだな -- 名無しさん (2018-05-27 14 35 13) ワニ地獄って言うより爬虫類地獄じゃ -- 名無しさん (2018-09-01 18 37 33) コブラとかマムシに変化して噛み付けばいいんじゃない -- 名無しさん (2018-12-11 09 31 35) 変身した中だとワニが一番強いような気がする -- 名無しさん (2021-11-02 18 02 47) スプリングマンがやられたと知って次にステカセの安否を訪ねてるのが良い。手のかかる教え子ほど可愛く感じてたんだろうか。 -- 名無しさん (2022-06-08 17 46 25) ステカセ外伝読むとホントにステカセ可愛がってたのが分かる。ボコボコにしてたけどw -- 名無しさん (2023-10-30 21 17 27) スニゲーターの真骨頂は指導力と判断力だろうから変身能力のみに主点置いてぽこぽこ叩かれてる記事違和感あるわ -- 名無しさん (2023-10-31 18 20 13) 将軍様のボディ担当なだけあってかゲームのマッスルグランプリ2では将軍様やフェニックスと並んで防御力が最上位クラス -- 名無しさん (2023-10-31 18 38 49) 変身だけじゃなくてツッコミの才能もある。 -- 名無しさん (2023-10-31 19 02 09) ↑3この漫画ってプロレスしてるキャラのほうが好意的に見られるし、教官のそれから程遠い戦法に対してあまりいい印象抱いてない人とかいてそういった人が書いてるのかも -- 名無しさん (2023-11-01 16 15 15) ↑2煽りにもパワハラって言われてるけど、ステカセのおとぼけに対するテンポ良くて的確な突っ込み(暴力)はまるでコントのようでござった… -- 名無しさん (2023-11-03 16 36 28) この鬼教官筋が通っててわかりやすい指導してくれるな・・・ -- 名無しさん (2023-11-06 10 02 14) コモド・ドラゴン ヒュン カッ カッ -- 名無しさん (2023-11-07 07 38 58) 指導はむしろ優しいよね。生きるか死ぬかの悪魔超人界なら尚更だと思う -- 名無しさん (2023-11-07 11 31 04) 正義超人、完璧超人にも欲しい人材だろうね。 -- 名無しさん (2023-11-07 12 49 33) いたるところで超人総選挙で23位になってたことに疑問を持つ人を見かけるんだけど、そういう人らに今まで何を読んでたんだと言いたくなる。 -- 名無しさん (2023-11-07 22 52 34) しっかり理詰めで教えた後にスパーで身体に叩き込むという至極全うな指導方法、2週間の長きにわたって落ちこぼれに付き合ってやる忍耐強さ。ステカセは教官殿の下でないと既に見切られてただろうし、今回の外伝で実力の片鱗を引き出した手腕は見事。スニゲーターも教官冥利に尽きるだろうなあ -- 名無しさん (2023-11-20 14 07 27) さすがワニだけあって子(弟子)育て熱心なことよ… -- 名無しさん (2024-02-10 20 08 58) スピンオフ効果なのか、総選挙で20位まで上がるのは凄い! -- 名無しさん (2024-07-05 11 52 49) ↑しかも21位がステカセで師弟ワンツーなのが素晴らしい -- 名無しさん (2024-07-05 12 07 46) フェニックスやシルバーマンより上位なのか…プラネットマンが不憫すぎる(笑) -- 名無しさん (2024-07-05 13 14 36) 名前 コメント